野天風呂
なおも下って 長い階段を下りて 長い廊下を通って ロビーの先から
また階段を下りて   →

入り口を出ると


目の前にはこんな景色が広がります。野天風呂に続くこの木道が新野地温泉の見せ場。期待感が高まります。

右へ進むと女性用、左へ行くと男性用野天風呂です。
90℃近い蒸気が噴出している様子を眺めながら進みます。木道は凍っていて滑りやすいので注意が必要です。

湯舟の脇に簡素な脱衣所が設けられています。脱衣かごはありますが、雪が容赦なく吹き込んでくるのでビニール袋などを持っていくといいでしょう。
背面に木の囲いがあるだけの野天風呂。このシンプルさが実にいい。6〜7は入れる湯舟に42℃に調節された源泉がかけ流されています。
毎年この時期に訪れるという常連さんの話では、ここ数年雪の量がずいぶん少なくなっているそうです。以前は湯舟を囲む柵の上部まで雪が積もり、倒れてくるのではと、心配しながら浸かっていたとか。
前方の山は安達太良連峰北端の鬼面山(1418m)。女性用の湯舟は2つあり、もう少し高い所にあって眺めもさらに良さそうです。

人気の野天風呂だけに、日中は日帰り入浴客でかなり混雑するようです。

右の写真のような静かな夜明けも見ることができるし、やはり宿泊してじっくり味わいたい野天風呂です。