高湯温泉には自然湧出の源泉が10ヶ所ほどあり、総湧出量は3,158リットル/分。8軒の宿と1軒の保養所、1軒の共同浴場で使用しています。  泉質が草津温泉と似ていることから「東北の草津」の異名を持っています(現在もそれをキャッチフレーズにしているかは不明)。

仙気の湯
仙気の湯は2つの内湯と半露天の「月見風呂」があり、露天風呂「滝の湯」とセットで夜7時に男女が入れ替わります。

湯舟もの床も総檜造りで落ち着きます。
源泉名: 高湯16番 仙気の湯
泉  質: 酸性-含硫黄-カルシウム-硫酸塩温泉
     (硫黄泉)
泉  温: 48.5℃

月見風呂
「月見風呂」は仙気の湯の片方の内湯の脱衣所に入口があります。湯舟は5、6人がゆったり入れる大きさです。お湯を口に含んでみると硫黄の臭いとともにかなりの酸味を感じます。

滝の湯
脱衣所も総檜造り、温かみのあるいい雰囲気です。夜7時で男女が入れ替わります。
口に含んでみると、仙気の湯に比べて酸味の薄いマイルドな感じ。「滝の湯」、「仙気の湯」という源泉名は、昔の共同浴場の名称だそうです。
源泉名: 高湯26番 滝の湯
泉  質: 酸性-含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩温泉(硫黄泉)
泉  温: 51.0℃
この冬は高湯も雪が少なかったそうですが、なんとか雪見風呂を味わえました。

星見風呂
浴場に行く途中には「星見台」があります。宿泊した晩は曇りで残念でしたが、晴れていれば満天の星を仰ぎ見ることができるそうです。
「星見風呂」は貸し切り風呂で、入口のドアにかかっている札が「空き」になっていることを確認の上、いつでも自由に利用できます。
源泉は「滝の湯」です。