男湯 〜樹林の湯〜
2013年9月に立ち寄り湯した折のレポートです。
男性浴場「樹林の湯」の入口。
女性浴場「観月の湯」はこの上にあります。
入口に1988年に源泉掘削工事の際に使用したボーリングマシンのドリルピットが展示されています。

地下600メートルに地点で39.8℃のアルカリ性単純温泉が湧き出しました。

初めてこの脱衣所に入った時はびっくりしました。畳敷きで、浴室との仕切りがありません。

内 湯
2面が大きなガラス張りで開放的で落ち着いた雰囲気の美しい浴場・・・こういう趣のある風呂は見ているだけでうれしくなります。
湯舟に渡された丸太は「湯枕」といって、昔の湯治場ではよく見られたものです。ここに頭をのせると長湯しても湯あたりしないとか。
内湯はかけ流しと浴槽内循環の併用。湯口から泉のように溢れる湯は新鮮で、ほのかに硫黄香もあります。
10月から3月は「初恋りんご風呂」と名付けて湯舟に信州りんごが浮かべられます。立ち寄り湯で訪れた2013年9月28日は土曜日だからでしょうか。すでにたくさんのりんごが浮かんでいました。甘酸っぱい香りが広がります。

露天風呂
露天風呂は2槽あって、手前が加熱湯、打たせ湯がある方が源泉かけ流しです。内湯に劣らずいい雰囲気です。加熱湯が少しずつ源泉浴槽に流れ込み、微妙な温度調節をしています。
眼下に千曲川の流れを見下ろせ、すがすがしい露天風呂です。