恵比寿の湯
 
恵比寿の湯は食事処を曲がった先、大岩風呂に行く途中にあります。新しく造られたこの浴舎は秘湯の一軒宿とは思えないモダンな雰囲気。
脱衣所も清潔感溢れています。

日帰り入浴の場合、恵比寿の湯を利用できるのは10時から13時までで清掃の後、16時からは宿泊者専用となります。日帰り入浴の場合、入れるのはメインの浴場だけで、プライベート感の強い内湯は宿泊者専用で利用できない所も沢山あるのですが、入浴料700円で全浴場を解放してくれる大黒屋さんは太っぱらです!

内 湯
大岩風呂に入ったあとだと小さく感じますが、4〜5人はゆったり入れる湯舟です。

窓が大きく取られているので、明るく広々とした雰囲気の浴場です。
浴場の雰囲気をさらに良くしているのが高い天井と太い梁。湯気出しもあって本格的な湯屋建築です。
湯は無加水・無加温の源泉かけ流し。大岩風呂が源泉温度43.1℃、pH7.8の単純温泉であるのに対して、恵比寿の湯は45.1℃、pH7.8のカルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉です。

露天風呂
露天風呂は内湯を出てすぐの所にあります。

もしかすると大岩風呂の形を意識しているのでしょうか、長方形の角を落とした湯舟です。

定員はぎりぎり3名といったところ。
竹垣の向こうは渓谷。いい雰囲気です。宿のHPや雑誌でよく紹介されているのは、私が訪れた時は女湯になっていた浴場で、そちらの方が風情・開放感ともに良いようです。