【志保の湯 立ち寄り湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。 |
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国道349号から湯岐温泉を経て県道111号を北上。時折立っている案内板だけが頼りです。 |
県道から林道に入って2キロほど上ると、ありました・・・「歓迎 志保の湯温泉」。 |
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平屋建ての立派な建物。
広い駐車スペースには車が一台もありません(写真の車は愛車プレマシー)。温泉に来て他車がないと小躍りしたくなります。湯舟を独り占めできるのですから。 |
向いには永きに渡って使われてきたのでしょう、茅葺屋根の旧館が廃屋となって残っています。 |
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これが湯小屋でしょう。
屋根に湯気出しがあります。 |
玄関を入ると小犬の鳴き声。姿が見えないので来客用のセンサーかと思いましたが、どうやら本物の犬のようです。大女将らしき年配の方が応対してくれました。日曜昼前の立ち寄り客が珍しかったのか、「どちらからお見えになったんですか?」と聞かれました。千葉県からこの湯の評判を聞きつけて来たことを告げると、「それはそれは遠いところを」とうれしそうでした。 |
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それでは浴場へ |
男女別の浴場にはそれぞれ源泉浴槽と加熱浴槽がひとつずつあります。
パンフレットで見たところ、女性浴場の方が広いようです。 |
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清掃の行き届いた脱衣所 |
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タイル張りの至ってシンプルな作りですが清掃が行き届いていて清潔感漂う明るい浴場です。 |
画面上が源泉かけ流しの浴槽、
下は加熱湯のかけ流しです。
どちらも加水なしの100%源泉。 |
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「熱かったら源泉浴槽の湯を汲んで入れてください」と言われましたが、ちょうど良い湯加減です。 |
自然湧出する29℃の源泉を打たせ湯にして注いでいます。まだ春先なのでかなり冷たく感じましたが、夏場はさぞかしいい気持ちでしょう。 |
ツルスベ感のある肌触りのいいお湯です。非加熱の源泉の方ではほのかな硫黄香も感じました。加熱と源泉を交互に入っているうちに体がぽかぽかしてきました。 |
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天井には湯気出しが。
こんなところにも宿の温泉に対するこだわりを感じます。 |
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こういうところを「隠れ湯」というのでしょう。打たせ湯のバシャバシャいう音が一層静寂さを引き立たせます。去り難い・・・そんな湯でした。 |
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帰りがけには若女将が「冷たくなかったですか?」「遠いところをどうもありがとうございました。気をつけてお帰りください」と丁寧に見送ってくれました。 |
【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★☆☆ |
やなぎ妻: |
未入湯 |
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2006年3月26日 |
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