白水阿弥陀堂 ~福島県いわき市内郷白水町~ (2019年10月13日) |
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白水阿弥陀堂は、平安時代末期、永暦元年(1160)の創建。徳姫(藤原清衡の娘)が夫・岩城則道の菩提を弔うために寺を建てて「願成寺」と名付け、その一角に阿弥陀堂を建立したと伝えられている。 |
入口の模型図を見ると全体像がつかめる。
北・東・西を山で囲まれた地形で、南・東・西に池を配した浄土庭園だ。徳姫は藤原秀衡の娘であり、奥州平泉文化の影響を受けているとも言われている。
ちなみに、岩城氏の居城があり、いわき市の中心地である「平」は平泉の「平」、「白水」は平泉の「泉」を上下に分解したものという興味深い説もあるようだ。 |
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訪れたのは日本各地で甚大な被害をもたらした台風19号が過ぎ去った後。台風一過の秋晴れとはなったが、池が増水して庭園は水浸し、お堂こそ無事だったものの、目の前の地面から水が噴き出して、不謹慎な言い方だが幻想的な光景となっていた。 |
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