【湯岐温泉岩風呂 入湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。 |
常磐自動車道日立南太田ICから国道349号を北上。福島県に入りJR水郡線東舘駅手前を鮫川方面に右折します。
国道とは名ばかりの細い山道をひたすら上り、看板に従って県道を行くとようやく到着。 |
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下調べでお目当ての「岩風呂」は山形屋旅館が管理していると知り、車は山形屋さんの駐車場に置かせていただきました(入浴料を払うときに確認したらそれでいいそうです)。 |
手前が井桁屋、奥が山形屋。
和泉屋はもう少し下にあります。 |
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入浴料は向いの山形屋旅館で払います。
フロントに人影が見えないので大きな声で「こんにちは」と言ったら、奥から女将さんらしき人が慌てて出てきて「すみません。テレビに夢中になっていて。どうぞごゆっくり」と明るく応対してくれました。 |
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さあ、岩風呂へ |
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脱衣所 |
これが湯舟・・・目をこすりたくなるようなすごい岩風呂です。 |
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温泉の湧出元である花崗岩を最大限に生かしたらこんな形の湯舟になったのでしょう。写真左側のお尻のような割れ目(すみません)の下部から、まるでオナラのように(本当にすみません)プクッ、プクッ、プクプクッと湯が湧き出しています。もちろん加水なしのかけ流しです。 |
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「湯岐」の名は岩が分岐して湯が湧き出ているところから名付けられたのでしょう。 |
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プクッ、プクッ、プクプクッ |
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源泉温度は39℃とやや温めなので一段高い位置には加熱の湯舟があり、そこからオーバーフローした湯を源泉浴槽に流し込み、さらにパイプを通して底からも加熱湯を注いでいるので、源泉湯舟は長湯ができるちょうど良い湯加減です。 |
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pH9.6というアルカリ性の湯は
ツルスベ感のある優しい肌触り。 |
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ただしこの岩風呂、2つほど注意が必要です。 |
ひとつは泉質上、滑りやすいこと。
湯舟の底の湧出口付近は深くえぐられており、さらにプールのようなモルタル仕上げなのでとても滑りやすくなっています。
何箇所にも設けられた手すりからもおわかりになると思います。 |
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もうひとつは混浴で、しかも浴室と脱衣所がガラス戸を隔ててオープンなこと。女性はかなり入りづらいと思います。
ただし、午前9時から10時は女性専用となります。 |
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このレポートを書いていて思い出しました。奥塩原新湯に「むじなの湯」という足元湧出のいい混浴の共同湯があったのですが、残念なことに何年か前に男女別に仕切られ、狭苦しい浴場になってしまいました。女性が入りづらいならば専用タイムを拡大するなどで対応して、この素晴らしい浴場がいつまでもこのままの状態であることを願います。 |
【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★☆☆ |
やなぎ妻: |
未入湯 |
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2006年3月26日 |
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