【松宝苑 宿泊レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。 |
 |
松宝苑の客室数は本館7室、新館8室の計15室。
松宝苑の最大の魅力はコストパフォーマンスの良さ。本館なら1泊2食13,650円で、これからご紹介するように内容的にも満足度が非常に高いのです。しかも休前日、繁忙期も同一料金というのだから素晴らしい。 |
 |
|
 |
築100年以上の古民家を移築した母屋で黒豆茶を頂きながらチェックイン。
黒光りした欅の柱や梁がいい雰囲気。木製の車椅子も用意されています。 |
|
普通の旅館と違うのは土間を靴のままで部屋に向かうのはホテルのよう。そういえば若い女性従業員の接客もどことなくホテル的かな。 |
 |
 |
 |
 |
 |
本館は昭和45年築ですが、平成14年に内部を改装したということで、きれいです。 |
|
|
 |
|
 |
|
|
予約順に良い部屋から埋められていくのでしょうか。2階のこの部屋は屋根が邪魔で、残念ながら庭の眺めは・・・。でも10畳間でごろりと横になって見る山々は開放的な気分にさせてくれます。 |
|
 |
|
|
トイレ少々狭いですがウオッシュレットなのはうれしい。1階の部屋には月見台がついているようなので、次回はもっと早めに予約して見ようかな。古民家を再生した新館は次の間と囲炉裏が付いて18.900円。浴場も近いし、2人なら本館で十分かなという感じがします。 |
|
|
 |
 |
では温泉に行ってみましょう。浴場へは本館1階の廊下を通って行きます。
廊下の窓の外にはよく手入れされた草花が咲いています。 |
|
|

自家源泉の井戸 |
松宝苑は風呂がまた素晴らしい。ナトリウム-炭酸水素塩温泉1本と単純温泉2本、計3本の自家源泉を3本持っていて、新平湯共同泉(単純温泉)と混合してかけ流しています。
下の画像をクリックしてください ↓ |
|
 |
 |
長閑(のどか)の湯 |
縁(えにし)の湯 |
|
|
 |
松宝苑の敷地は3,000坪。 広い庭を囲むように母屋、
本館、新館。浴舎が建っ
ています。
|
|
 |
|
|
 |
いろいろな草木が植えられ
ていて散歩するのも楽しい。 |
|
 |
 |
浴舎の前には椅子やベンチ
がたくさん置いてあって、湯
あがりに庭を見ながらくつろ
ぐことができます。 |
|
 |
|
|
|
|
 |
食事は夕食、朝食とも母屋の食事処で。内容的にはいかにも飛騨の宿らしいもので(いい意味で「飛騨路の旅」を裏切らない料理)、美味しくいただきました。 |
|
|
|
 |
翌朝、朝食後に仕上げのひと風呂を浴びて、敷きっぱなしにしてくれている布団でうとうと・・・と言いたいところですが、チェックアウトが10時ではそうのんびりもしていられません。この宿泊料金で11時チェックアウトを求めるのはムシがよすぎるというものでしょう。新穂高ロープウエイ、高山、上高地といった観光地の拠点に利用する人が多く、我々夫婦が10時にフロントに行ったときにはほとんどの宿泊客がチェックアウトしたあとでした。
それにしても布団に転がって見る深緑の山々が素晴らしい。 |
|
|
|
 |
松宝苑、いい宿でした。冒頭でも書いたようにコストパフォーマンスが高い。「浴場大賞」をあげたいくらいの大浴場と貸切り露天風呂、料理も質量ともに十分満足できる内容で13,650円(本館)は安い。雑誌『自遊人』に「東京近郊にあったら予約の取れない宿、間違いナシ」と書いてありましたが、そのとおり! また泊まりたい宿です。 |
|
【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★★ |
やなぎ妻: |
★★★★★ |
|
2010年8月18日 |
|