県道16号線は山道に入ると道幅が狭くなりますが、すれ違い困難というほどではなく比較的走りやすい道路です。「赤城温泉」の標識に従ってどんどん上っていくとやがて平坦な広場のような所に出ます。ここが赤城温泉の共同駐車場です。 |
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駐車場から一番近いのが赤城温泉ホテルで、進行方向左手の急な坂道を下るとすぐに玄関に到着します。 |
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館内は明るくさわやかな雰囲気。口コミどおり、立ち寄り湯の客への接客もとてもいい。おそらく若女将でしょう、笑顔で対応してくれました。 |
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浴場は男女別にひとつずつで、それぞれに内湯と露天風呂があります。 |
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脱衣所も掃除が行き届いていて気持ちいい。 |
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内 湯 |
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内湯は7〜8人はゆったり入れる湯舟。やや緑がかった茶褐色の湯がかけ流されています。湯口では透明ですが、空気に触れて酸化するとこのような色に変わります。 |
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湯舟の周りにはご覧のような堆積物。成分の濃い温泉であることがわかります。源泉温度43℃、湯舟では42℃。ちょうどよい湯加減です。 |
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露天風呂 |
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露天風呂は5〜6人は入れる湯舟。立ち寄った12時少し前には清掃後に湯を張り直している途中(6、7割)でしたが、30〜40分でほぼ満杯になりました。やや温めで気持ちいい。 |
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かの新田義貞や国定忠治も浸かったという薬湯。彼らも赤城の山のこの空を見ながら茶褐色の湯に身をゆだねたのでしょうか。 |
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すっかり長湯したあとは湯上り処で赤城の水を頂いてアイスクリームを食べて(本当はビールといきたいところですが)、大満足。 |
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赤城温泉ホテルのことは「群馬県の小さな温泉」(小暮淳著・上毛新聞社出版部)という本で知りました。著者のお祖母様のご実家だそうです。正直、赤城山麓にこれほどいい湯が湧いているとは思いませんでした。
入浴料500円は安すぎます。倍の1000円でもまた訪れたいと思う、そんな温泉です。 |
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【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★★ |
やなぎ妻: |
★★★★★ |
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2012年9月1日 |
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