歴史と品格を感じる宿構えですが、一歩宿の中に入ると赤い絨毯が敷かれて意外なほど明るく、和風モダンの親しみやすい雰囲気です。 |
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談話室には新聞や本が置かれています。
山木館ではムササビを餌付けしていて、夜にはこの部屋からムササビを観察することができます(ムササビが現れると夜10時に各部屋にテレフォンコールで知らせてくれます)。 |
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今回は「明石」という角部屋。10畳に板の間がついた部屋です。トイレがウオッシュレットなのもうれしい。 |
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部屋の柱や梁は江戸時代のからのものだそうで、重厚な中にも温かさを感じる、落ち着いた雰囲気の良い部屋です。 |
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山木館の浴場は男女入れ替え制の内湯が2つ、露天風呂が男女各1つ、そして貸切風呂が1つあり、すべて源泉かけ流しです。湯は「元の湯」と「新湯」の混合泉を使用。
左の写真、風情ある茅葺きは「水車の湯」の屋根です。 |
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現役の水車がゆっくりと回る傍らで浸かる川原湯温泉は最高。眺めもよく、いつまでも入っていたい湯舟です。半露天なので雨でも大丈夫。 |
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隣には女性露天風呂「望郷の湯」があります。名前からすると男性用に劣らず眺めが良さそうですが、女性にもこの「水車の湯」を味わってほしい気がします。男女交替制にしたらどうでしょうか。 |
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浴場の窓の外の大木に餌台が設置されていて運が良ければムササビを見ながら湯に浸かれるようです。熱めの大きい湯舟と温めの小さな湯舟があります。 |
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湯舟の傍らに坪庭があります。湯は熱く、朝に入ったときは加水しなければ入れない状態でしたが、シャキッとするいい湯でした。夜10時に「ムササビ覗きの湯」と男女入れ替えになります。 |
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夕食は部屋で頂きます。
一回出しですが、熱いものは熱いうちに出され、味も量もなかなかのもの。正直、この宿泊料金でこれだけの料理は期待していませんでした。大満足です。 |
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朝食は食堂で。
夕食の際におこわか白いご飯かを選びます。鍋の中は舞茸のバター焼き。美味しかったです。 |
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今回は学生時代の友人と宿泊。かけ流しの湯はもちろんのこと、広くて趣きのある部屋といい、美味しい食事といい、宿泊料10,650円とは思えない満足度でした。実は山木館は亡き父が気に入って何度か訪れているのですが、今回泊まってみて納得しました。いつまでもこのままであってほしい宿です。ダム問題はどうなるのでしょう。 |
【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★☆ |
やなぎ妻: |
未宿泊 |
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2010年2月21日 |
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