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【紅葉館 立ち寄り湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。 |
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ここは標高1530m。紅葉館の背後には紅葉をてんこ盛りにしたような桟敷山(1915m)が聳えています。源頼朝が巻き狩り見物の桟敷を設けた山だとか。 |
いかにも年代を感じさせる佇まい。大正時代の建物を補修して使っているという。
玄関脇のポストも懐かしい・・ |
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えっ?ここが?・・・と思うような「日本秘湯を守る会」加盟の宿もある中、紅葉館なら納得できます。 |
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浴場へはところどころきしむ
階段と廊下を下っていきます。
自噴の湯を受けるために
低いところにあるのだとか。 |
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脱衣所には手書きの案内図
なになに?源泉が2つあるらしい・・ |
これが45度の源泉「雲井の湯」
青茶色とでもいうのだろうか。
いかにも「濃い」という感じの湯は
もちろん源泉かけ流し。いいお湯です。 |
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男湯と女湯を仕切る石の壁には火の周りで踊る人のレリーフがあります。
どういう云われのものかはわかりませんが、このレリーフを見ながらひとり湯に浸かっていると、別世界に引き込まれるような不思議な感じがします。 |
絶え間なく注ぐ湯。湯舟には薄茶色の湯の花が漂っています。
肌触りは実になめらか。鉄くさいような薄じょっぱいような微妙な味がします。 |
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写真では見づらいのですが、向かって左側がもうひとつの源泉(35度)「龍宮の湯」でうたせ湯になっています。
右側は6.2度の湧水。 |
湯舟は内湯が男女各1つのみ。無理に客寄せの露天風呂を作るでもなく、紅葉館は泉質勝負の本格派です。 |
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【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★☆ |
やなぎ妻: |
★★★☆☆ |
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2003年10月12日 |
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