吾妻川に沿って北側には国道353号線、南側には県道35号線がほぼ並行して走っていますが、根古屋城温泉へ行くには県道が便利です。渋川方面からだと東吾妻町に入ってすぐ、トンネル手前に大きな看板があるので、温泉好きなら見落とすことはないでしょう。ただしその看板を折れる道は現在通行止めになっています。トンネルを抜けた所にまた看板があるので、そこを右折してください。目指す根古屋乃湯は細い舗装道路を200m程行った先にあります。 |
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内湯は木造りの四角い湯舟とタイル張りの丸い湯舟があります。写真は男性浴場ですが、女性浴場もほぼ同じです。木の湯舟は7〜8人くらいは入れる広さ、タイルのほうは2人入れば満員御礼です(他人どうしで入るのはかなり気まずいと思います)。
源泉温度34℃の湯を加温してかけ流しています。湯はさらりとした肌触り。無色透明ですが、よく見ると褐色の湯花が浮遊しています。舐めてみるとわずかながら塩味を感じました。 |
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これが評判の露天風呂。十数人は余裕で入れる湯舟の先には薄っすらと雪を頂いた赤城山が見えます。手前の山の稜線がやや視界を妨げてはいますが、いい眺めです。
特筆すべきはこの露天風呂を始め、施設はすべてご主人の手作りということ。受付けの方に伺ったところ、露天風呂、内湯と出来上がって、ついには食事のできる大広間まで作ってしまったそうです。 |
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露天風呂は3つの浴槽に分かれていますが、入口に一番近い湯舟には湯が張られていませんでした。冬場だからでしょうか。さすがに内湯に比べると温めですが、いつまでも浸かっていたい露天風呂です。 |
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この温泉のすごさは上がってからわかります。真冬にもかかわらず、とにかく汗がひかない。いつまでも体がぽかぽか、実によく温まる湯です。 |
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湯上がり後はこれも手作りという食堂大広間へ。「支那そば」はこれぞラーメンという感じのシンプルさ。これが実に美味! あとで手持ちのガイドブック『上州百湯・日帰りガイド』で知ったのですが、化学調味料を一切使っていないそうです。 |
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ラーメンを待っている間に足つぼマッサージ。 |
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根古屋温泉、いい湯でした。温泉で温まり、支那そばで温まり・・・草津の行き帰りはここかな。クセになりそうです。
初めて行かれるのなら、せっかくですから晴れた日をおすすめします。露天風呂の味わいが倍増します。
2013年1月に再訪したところ、入口に「11月から3月は土日祝日のみ営業」とありました。冬期、平日に行かれる場合は問い合わせることをお勧めします。 |
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【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★★ |
やなぎ妻: |
★★★★☆ |
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2012年1月6日
2013年1月12日再訪 |
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