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ゲレンデが目の前。訪れた8月下旬、標高1800mの万座は早くも秋の気配。 |
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年季の入った浴室ですが、手入れが
行き届いていて清潔感が漂います。 |
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湯の花旅館の名物は何といってもこの「さるのこしかけ風呂」。
ご主人が採ってきたサルノコシカケに源泉を流し込み、そのエキスがしみ出したお湯を湯舟に注ぐというもの。ガンにも効力があると言われるラジウム北光泉とサルノコシカケのダブル効果で「ガン封じの湯」というわけです。事実、ガンが消えた、進行が止まったという報告もされているとのこと。
実は宿のご主人はお母様をガンで亡くされ、ガンを患った人たちを何とか救えないものかと考え出したのがこの「さるのこしかけ湯」だとお聞きしました。飲泉もでき、一日お猪口一杯くらいが適量だそうです。 胃腸・肝臓病、糖尿病にも効くそうで、一升瓶やポリタンクに注いで持ち帰る人も多いとか。是非お持ち帰りなさいと、女将さんがわざわざ空いた一升瓶を持ってきてくれました。 |
源泉掛け流しの湯はかなり熱め。
肌にお湯の「濃さ」を感じます。 |
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たぬき節
此処は万座の出湯の里よ
山のふもとの湯の花旅館
夜ともなればポンポンたぬき
列を作ってやって来る
ハゝ のんきだね |
湯小屋からの眺めものんきです。 |
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露天風呂は混浴です。
男女とも一旦脱衣所を出て
3、4メートル歩くことになりますが・・・ |
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お湯に入ってしまえばご覧のとおりの
乳白色の湯ですから大丈夫。
恥ずかしがらずにお湯を楽しみましょう。 |
白濁していてよく見えませんが、
入り口のこのあたりは
段差があるので注意してください。 |
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源泉100パーセントの湯が
石を伝って流れ落ち・・・ |
あ〜、極・・楽・・・ |
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湯上りにはフロント脇のいろり端で、お茶をごちそうになりながら女将さんからいろいろお話を伺いました。
ガンや肝臓病、糖尿病などと闘病中の方の宿泊も多く、皆さん、一週間・二週間と滞在していくそうです。 |
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さるのこしかけ風呂と並ぶこの宿のもうひとつの名物は「さるのこしかけ茶」。
サルノコシカケ、チシマザサ、クコの実、朝鮮人参、アロエをブレンドした健康茶です。
本来は食事時、宿泊者だけに出されますが、食堂から持ってきてごちそうしてくれました。 |
これがご主人が採ってこられたサルノコシカケ。サルノコシカケは広葉樹に生える多年生のキノコで、硬くてずしりと重い。一口にサルノコシカケと言っても50種類余りもあり、中でも松の木に生えたものが一番いいのだとか。
さるのこしかけ風呂に入って、飲泉し、さるのこしかけ茶を飲んで、完璧です! |
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【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★☆ |
やなぎ妻: |
★★★☆☆ |
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2003年8月27日 |
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