尻焼温泉 〜川の露天風呂〜
しりやきおんせん かわのろてんぶろ |
群馬県吾妻郡中之条町入山 |
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尻焼温泉は、天然の川の大露天風呂が名物で、長笹川の川床のあちらこちらから湯が湧き出している。
平家の落人が発見したとも伝えられ、「尻焼」の名は痔の治療のために川底にお尻が入るだけの穴を掘って患部を浸したことに由来する。 |
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【尻焼温泉 入浴レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。 |
川の露天風呂までは尻焼温泉にある2軒の宿からは歩いて3〜5分ですが、立ち寄り湯する場合は200m程手前にある駐車場に車をとめることになります。以前、夏に訪れた時はほとんどの人が車内で水着に着替え、バスタオルを羽織って駐車場から歩いていました。
今回は冬ということで、宿泊なしの日帰り客がいたかどうかはわかりませんが、宿から来た人たちは浴衣やコートの下に水着を着用していたようで、我々おやじ5人を除いて、女性はもちろん、男性も皆水着姿でした。「温泉に水着は邪道」と心得る私ですが、脱衣所もないただの川原なのでやむを得ないことではあります。お出かけの際は水着を持って行った方がよいでしょう。 |
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上の写真で道の先に見える小屋には小さな湯舟がある。 |
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その昔は川底を掘って入浴したそうですが、現在は川を堰き止めて川全体が巨大な露天風呂になっています。
底は自然の川底そのままで、石や岩がごろごろ、浅い所あり深い所ありで、そのあちらこちらから熱い湯が湧いていますから、各自好みの温度の場所を見つけて身を沈めます。
油断していると熱い噴き出し口を踏んでしまいますから気をつけましょう。冬はぬるいかなと思って来たのですが、そんなことはありませんでした。 |
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皆さん、思い思いに川の湯を楽しんでいます。家族でしんみり浸かっている人、浮き輪の上で寝ている人、特性テーブルを浮かべてバーベキューをしている集団もありました。あとで知ったのですが、その集団は我々と同じ宿(関晴館別館)に泊まっていて、川の露天風呂でのバーベキューは20年間毎年この時期に続けているとか。六合村の公式HPにも「川遊びと入浴が一緒に楽しめます」と書いてあるとおり、節度ある行動をとればいろいろな楽しみ方のできる温泉です。
ただし、雪解けや降雨による増水で入浴できなくなる場合もあります。 |
【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★☆ |
やなぎ妻: |
未入湯 |
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2010年2月 |
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