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四万温泉 〜御夢想の湯〜

しまおんせん ごむそうのゆ

群馬県吾妻郡中之条町四万3830-1
  四万温泉は四万川の渓流沿いに約3kmに渡って続く「温泉口」「山口」「新湯」「日向見」という4つの温泉群の総称。「御夢想の湯」は、最上流の日向見地区にある共同浴場だ。

平安時代半ば、鬼退治で知られる源頼光四天王の一人、碓井貞光が越後から峠を越えてこの地で野宿をし、谷川の音に心を清め、一晩中読経をした。やがてまどろむと夢で「汝の読経の真心に感心し、四万の病を治す霊泉を授ける」との山の神からの神託を受け、目覚めると温泉が湧き出していたという。それがここ日向見で、四万温泉発祥の地と言われている。

【御夢想の湯 入浴レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
賑やかな新湯の温泉街を抜けて山道を進むと、やがてぽっかりと開けた地に行き当たります。ここが四万温泉日向見地区。

国の重要文化財・日向見薬師堂と御夢想の湯が道路を隔てて並んでいます。
  堂々たる湯屋建築。すぐ前には大相撲の土俵のような足湯があります。
 

 無料の入浴施設ですが、入り口に「あなたの善意はこの湯の管理に役立っています」という掲示があります。「善意」を収めていざ入浴です。  
 

 
 脱衣所と浴場は共同浴場でよくある一体型ですが、湯舟へは階段を降りていきます。面白い造りです。
 
理由はすぐにわかりました。おそらく川辺から自然湧出する湯をそのまま湯舟にかけ流すためでしょう。源泉温度は45.2℃。二人は入れば満員御礼の湯舟に絶え間なくかけ流されているので43℃くらいはあるでしょうか。やや熱めの湯ですが、名湯・四万温泉らしい柔らかな肌触りです。 
 

  約50年前の雨水が地中で様々な成分を含んで湧出してくる温泉。湯口に付着している湯ノ花の結晶を見ると成分の濃さがわかります。
 

今回は一族の旅行で「積善館」にチェックインする前に立ち寄りました。運良く入浴客は弟と私の二人だけ。実は何年か前に入浴しに訪れたことがあるのですが、そのときはすでに利用時間が過ぎていました。入浴時間は午前9時から午後3時なのでご注意下さい。いい湯でした。  
 
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★★★ やなぎ妻: 未入浴
2016年10月8日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉
【源泉温度】 45.2℃  【pH】 8.9
【湧出量】 -----リットル/分
ノート】 源泉かけ流し
【効能】 胃腸病、動脈硬化症、やけど、切り傷、慢性皮膚病など
【入浴時間】 9:00〜15:00 (年中無休)
【入浴料金】 無料(寸志)
【電話】 0279(64)2321 (四万温泉協会)
【HP】 四万温泉観光ナビ
【アクセス】 関越道渋川伊香保ICから国道17・353号線経由約40km
       JR吾妻線中之条駅から四万温泉行バス約40分 徒歩30分


  立ち寄りスポット日向見薬師堂 


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