上信越自動車道下仁田ICから10分程で下仁田の街に到着。市街地の外れ、鏑川を渡って支流の栗山川に沿った山道に入ると道幅が急に狭くなります。助手席の妻は不安げな顔。対向車が来ないことを祈りつつ、700mほど進むと宿の駐車場に到着します。
右の写真は駐車場付近から宿を見たところ。橋を渡って玄関へと向かいます。 |
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入浴料一人800円を払って露天風呂「清流の湯」へ。宿には男女別の内湯もありますが、日帰り入浴できるのは露天風呂のみです。
6千坪(ガイドブックによっては7千坪)という敷地には鯉の泳ぐ池の周りに離れが点々としています。1千坪の誤差などどうということのない広さです。
清流荘の客室は13室あり、そのうちの7つは離れだそうです。 |
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すごい!ここが露天風呂の入口。宿のご主人は相当な凝り性のようです。右が男性、左が女性浴場です。女性用は「白玉の湯」、女性用は「山峡の湯」と名付けられています。 |
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白玉の湯 |
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山峡の湯 |
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以後は男性浴場「山峡の湯」をご紹介します。 |
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湯舟はふたつ。5〜6人は入れる加温の湯舟(循環ろ過式)と1人用(説明書きでは2人用)の源泉風呂があります。 |
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入口もワイルドですが、中もワイルド。脱衣所と浴場は一体になっています。写真は湯舟から脱衣所を見たところです。すのこが敷かれ、脱衣籠が置かれています。一体型なので貴重品を心配する必要がなくて楽です。洗い場も至ってシンプル。 |
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まずはメインの加温浴槽から。湯はささ濁りとでもいうのでしょうか。かすかに白濁しています。熱すぎもせず、温すぎもせず、ちょうどいい温度に加温されています。循環式ですが、新湯の投入率も高いようで新鮮さを感じる柔らかな肌触りのいい湯です。 |
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体が温まったところで源泉浴槽へ。日本では数少ない炭酸泉を源泉かけ流しで味わえる貴重な湯舟。手持ちのガイドブックの写真にはこの浴槽はないのでわりと最近設置されたようです。酸化して赤茶色に濁っています。源泉温度は14℃弱だそうですが、真夏なので20℃くらいになっていると感じました。湯口に細いパイプが2本あって、その一方から透明な源泉がたらたらと流れています。説明書きには冬場は加温した湯も投入すると書いてあるので、もう一方のパイプは加温用でしょう。 |
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上の写真で、入る前の状態が左、入って沈殿物がかき回されると右のようになります。期待していた炭酸泉の泡付きは観察できませんでした。もう少し投入量があればとも思いますが、湧出量が少ないので仕方ないところです。 |
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実はこの下仁田温泉を訪れてみることにしたのは私、やなぎ夫が人間ドックで高血圧を指摘されたため。炭酸泉は毛細血管を広げ、血圧を下げる効果があるのです。もちろん、一回や二回入ったくらいで治るわけないのですが、「病は気から治す」です。
とにかく気持ちいい。加温湯舟と源泉湯舟を行ったり来たり。女性浴場に入っている妻に「そろそろ上がる?」と声をかけると「もう少し」の返事。貸切状態ということもありましたが、あまりの心地良さに去りがたい・・・そんな露天風呂です。 |
【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★★ |
やなぎ妻: |
★★★★☆ |
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2012年8月15日 |
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