宝川温泉 〜汪泉閣〜
たからがわおんせん おうせんかく |
群馬県利根郡みなかみ町藤原1899 |
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宝川温泉汪泉閣は、利根川最上流部の支流、宝川沿いにある一軒宿。
日本武尊が東征の途中で病を得た時、白鷹が飛び立ったこの地で温泉を発見し、病を治したという発見伝説を持つ。その昔は「白鷹の湯」と呼ばれていたという。
近くに遺跡があることから縄文時代から温泉が利用されていたことが窺われるが、湯治場として今のような形になったのは大正時代のこと。
川沿いの大露天風呂が有名で、日帰り温泉としても人気の宿だ。 |
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【宝川温泉 入浴レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。 |
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宝川温泉には「宝川山荘」という日帰り入浴専用施設があり、休憩所や売店、食堂があります。
入浴料金は1500円。 |
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食堂や売店の中を抜けると、「民具資料館」という名の古い道具がごちゃごちゃ置かれた長い通路があり、そこを出ると折の中に熊がいます。昭和25年頃、親を失い、宿の主人が育てていた2頭の小熊が温泉に浸かるようになり、それがマスコミで取り上げられて宝川温泉は一躍有名になりました。 |
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休憩所を抜けると前方右手に見えてきたのが混浴の「摩訶の湯」です。 |
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休日はかなり混雑するのでしょう。更衣室にはコインロッカーや脱衣籠がたくさんあります。
受付けの方が、履物を間違えられないように、入口の下駄箱ではなく、脱衣籠の脇に置くといいですよと親切に教えてくれましたが、客は私一人です(笑)
ちなみにこの脱衣所は床暖房になっています。もしかすると温泉を利用しているのでしょうか。 |
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平日の午前10時。宿泊客はチェックアウトし、日帰り入浴の客もまだ誰もいません。この巨大な露天風呂を独り占めです。
脱衣所に「他のお客様の迷惑になるので撮影禁止」とありましたが、私ひとりなので写真を撮らせていただきました。
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「摩訶の湯」は東日本の横綱と称される、宝川温泉で一番有名な露天風呂。120畳という広い湯舟に巨岩が配されています。これだけの大きさながらちょうどよい湯温。もちろん源泉かけ流しです。 |
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最奥では不動明王が露天風呂を見下ろしています。
自然林に囲まれ、傍らには渓流の流れ・・・素晴らしい露天風呂です。秋は紅葉がきれいなことでしょう。 |
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左は混浴の「般若の湯」(50畳)。この他に対岸に混浴の「子宝の湯」(200畳)、最奥には女性専用の「摩耶の湯」(100畳)があり、まさしく日本最大級の露天風呂です。 |
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四半世紀ぶりに訪れた宝川温泉。巨大露天風呂を貸切り状態で満喫でき、入浴料1500円は安い! もちろん★5つ。実は20年ほど前、やなぎ妻は学生時代の親友たちと宿泊しています。冬だったので雪と寒さで一番奥の女性専用露天風呂まで行けず、一番手前の「摩訶の湯」に入ったそうですが、酔っ払いおやじたちがうるさかったそうです。ちなみに、楽しみにして行っただけに★は2つだとか。世のおやじたち、くれぐれも注意しましょう。 |
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