嬬恋温泉 〜つまごい館〜
つまごいおんせん つまごいかん |
群馬県吾妻郡嬬恋村大前高岩1077 |
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厳しい残暑の中、ぬる湯を求めて
嬬恋温泉つまごい館を訪れました。 |
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【つまごい館 立ち寄り湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。 |
つまごい館はJR吾妻線の終着、無人の大前駅から徒歩10秒のところにある一軒宿。
右の写真は宿の駐車場なのか、駅の駐車場なのかよくわからない駐車スペース(たぶん宿のもの)から見た駅のホームです。 |
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宿の前には吾妻川が流れ、
のどかな景色が広がります。
宿の人ものんびりしていて
なかなか出てきてくれませんでしたが
入浴料を払って浴場へ。 |
こぢんまりとした脱衣所は掃除が行き届いていて気持ちいい。
男女とも内湯と露天風呂がひとつずつあります。 |
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内 湯 |
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内湯は37℃の自家源泉を加熱してかけ流しています。加熱といってもそれほど熱くはありません。湯舟の中で腰掛けられるようになっているので長湯を楽しめます。 |
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かすかに緑色あるいは
茶色みを帯びた透明の湯です。 |
源泉名は「奥鹿の湯」。温泉分析表によると毎分172リットルの自然湧出だそうです。
洗い場に流れてすべったりしないための配慮でしょうか。湯舟からオーバーフローしないように一角に湯の排出口があります。 |
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洗い場もこざっぱりしていて気持ちがいい。
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露天風呂 |
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露天風呂は源泉そのままのかけ流し。こちらは湯舟からオーバーフローしています。 |
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残念ながらお湯に浸かりながらは眺められませんが、すぐ脇を吾妻川が流れています。
夏はぬる湯に限ります。他に客もなく、貸し切り状態。贅沢な長湯を楽しみました。 |
注ぎ口付近ではプツプツと気泡も観察できました。お湯の新鮮さを感じます。 |
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ぬる湯であっても体はよく温まり、これは帰りの車の中での会話ですが、
「なんだかやけに熱くない?」
「うん、皮膚が熱いというより骨が熱い感じ」
「それって、つまり芯まで温まったってことね」 |
お湯の肌触りにそれほどのツルスベ感はないのですが、湯上り後の肌はツルツルでした。 |
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飲泉所 |
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玄関と浴場の途中に飲泉所があります。適応症を見ると、思い当たるところあり・・・。若干の鉄分を感じますが飲みにくくはありません。重曹泉はヨーロッパでは「肝臓の湯」と言われているそうで、コップ一杯しっかり飲み干しました。 |
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この温泉は『別冊宝島・本物の温泉 ここが一番!』(2000年9月発行)という本で、「とっておき!自分だけの御用達・隠れ湯」部門第一位に紹介されていて、前々から狙っていたのですが、まさに隠れた名湯! 有名になり、混雑してほしくないものだと身勝手なことを念願してしまいます。 |
宿の傍らに咲くコスモスがきれいでした。 |
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【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★★ |
やなぎ妻: |
★★★★★ |
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2005年8月27日 |
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