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金沢市内観光ダイジェスト 〜石川県金沢市〜 (2016年12月25日)
東京から北陸新幹線かがやきで2時間半、缶ビールとワンカップを飲んでいるうちにもう金沢だ。

ひがし茶屋街
この茶屋街は文政3年(1820)に加賀藩の政策により、浅野川茶屋街として町割りされました。今は「ひがし茶屋街」と呼ばれ、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
国指定重要文化財「志摩」は文政3年に建てられたお茶屋を当時のままに公開している貴重な建物です(入館料500円)。
お茶屋の様子は「志摩」のちょうど裏手にある「お茶屋美術館」でも見学できます。ここは創建時は「中や」という茶屋で、一階の展示コーナーには櫛・笄(こうがい)・簪(かんざし)、加賀絵巻、久谷焼などが展示されています(入館料500円)。
ひがし茶屋街は「一見さんお断り」で晩には三味線の音色が聴こえる現役のお茶屋もありますが、格子戸をくぐると食事処だったり土産物屋だったりカフェだったり酒屋だったり・・・ショッピングを楽しみながらゆっくり見て回ると2〜3時間はあっと言う間に過ぎてしまいます。
金箔製品を販売する「箔座ひかり蔵」では外部が純金プラチナ箔、内部は純金箔の蔵を見ることができます。

料亭 金城楼
今回、金沢を訪れた目的はここ金城楼での食事。第18回国際バラとガーデニングショウ・グランプリ受賞の副賞(賞品カタログ)で金城楼のペアディナー券を頂戴したのです。
金城楼は明治23年創業の金沢を代表する老舗料亭だ。玄関の金屏風に圧倒されたあとで通されたのは「鳳凰の間」という部屋。金城楼で一番良い部屋だそうです。ベンガラ壁と金箔がベストマッチの素晴らしい部屋だ。なんでも、昭和3年の御大典記念に竣工した「不二庵」という、「鳳凰の間」の他に「桐の間」「末広の間」から成る棟で、部屋の前には太閤秀吉がめでたという「不二石」を配した日本庭園があります。
「外は寒かったでしょうから」とスッポンの茶碗蒸しから始まった料理は一品一品実に美味。料理長が蔵から選んでくれた骨董価値のある器の数々が目も楽しませてくれました。酒も進みました!
仲居の「りく」さんが話し上手のいい方で、素晴らしいグランプリ記念&クリスマスディナーになりました。

金沢城石川門
天正11年(1583)に前田利家が入城して以来、約290年間加賀前田家の居城だった金沢城。石川門は金沢城のシンボルで橋(下は往時は堀、今は道路)を渡ったところに兼六園があります。
兼 六 園
兼六園は、水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつに数えられる名勝。金沢城の外庭として加賀藩5代藩主・前田綱紀以降、歴代藩主によって造営されました。
12月下旬、すでに雪吊り作業が完了していました。次回は雪景色を見てみたいものです。

右の写真、徽軫灯籠(ことじとうろう)と霞ヶ池は兼六園きっての撮影スポット。琴の糸を支える「ことじ(琴柱)」に似ていることからこの名が付いたそうです。

別料金になりますが、13代藩主・斉泰(なりやす)が母・眞龍院の隠居所として造営した「成巽閣(せいそんかく)」も素晴らしかったです。

尾山神社
尾山神社は加賀藩祖・前田利家公と正室・お松の方を祀る神社。明治8年(1875)に完成した神門には五彩のステンドグラスがはめ込まれていて、「これが神社の楼門?」と思う奇抜なデザイン。当時は灯台の役割も果たしていたとか。てっぺんに設置されている避雷針は日本最古のものだそうです。

加賀百万石の城下町金沢・・・一泊二日ではとても回り切れませんでした。是非また訪れたいと思います。





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