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芦之湯温泉 〜きのくにや〜

あしのゆおんせん きのくにや

神奈川県足柄郡箱根町芦之湯8
芦之湯温泉は箱根七湯(湯本・塔之沢・堂ケ島・宮ノ下・底倉・木賀・芦之湯)のひとつ。国道1号線最高地点(874m)近くにあり七湯中、最も標高が高い。江戸時代には温泉番付東前頭二枚目(箱根七湯中最高位)に位置し、湯治場として大いに賑わった。

きのくにやの創業は1715年(正徳5年)。過去に多くの文人墨客が訪れた老舗旅館である。

【きのくにや 入浴レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
開発が進んだ箱根にあって、ここ芦之湯は取り残されたかのように静かな佇まい。江戸時代には6軒の湯宿があったそうですが、現在は1662年創業の松坂屋と今回訪れたきのくにやの2軒が歴史ある名湯を守っています。

きのくにやの自家源泉。その傍らに明治11年に明治天皇が立ち寄ったことを記念する「明治大帝御駐輩之所」の碑が建っている。 源泉の向かいには「滝廉太郎 箱根八里作曲之碑」。箱根の山は天下の剣・・・有名な『箱根八里』は滝廉太郎がきのくにや滞在中に作曲されたという。


きのくにやには2つの大浴場(いずれも男女別に内湯と露天風呂があります)と3つの貸切風呂があり、日帰り入浴では2つの大浴場を利用できます。
湯香殿

内湯は芦ノ湯3・6号泉を加温のため、かけ流し循環併用で使用しています。芦ノ湯は貴重な自然湧出の硫黄泉です。
神遊風呂:芦ノ湯源泉を無加温でかけ流しています。源泉温度が32℃弱なので春先は少々冷たいですが、夏場はさぞかし気持ちいいでしょう。 
芦ノ湖周遊風呂:湯の花揚湯かけ流しの露天風呂です。湯舟を芦ノ湖に見立てているのでしょう。富士山と大涌谷のタイル画が飾ってあります。 
貴賓殿

内湯「黄金湯」:芦ノ湯3・6号泉を加温のため、かけ流し循環併用で使用しています。 
表示では湯香殿の内湯と同じ湯の使い方ですが、薄っすらと白濁した硫黄泉はゆで卵臭がしてまったりとした肌触り。すばらしい。入った4つの湯舟の中で、ここが一番気に入りました。 
露天風呂「山風の湯」:湯の花揚湯を源泉かけ流しで使用しています。湯の花揚湯は1km程離れた湯ノ花沢からの引き湯。弱アルカリ性の重曹芒硝泉はさらりとした肌触りです。 

芦之湯きのくにやの湯は前々から味わってみたいと思っていた温泉。清掃後に湯を張り直したばかりだったのでしょう。自慢の硫黄泉はまだ「白いミルク色」とまでは白濁していませんでしたが、返って新鮮な湯を味わえました。立ち寄り湯客への応対も丁寧。大涌谷や芦ノ湖畔の喧騒とは打って変わった、箱根の別の一面を楽しむことが出来ました。
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★☆☆ やなぎ妻: ★★★☆☆
2015年3月27日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 黄金泉:単純硫黄温泉 / 湯の花揚湯:カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
【源泉温度】 31.9℃ / 66.4℃  【pH】 6.9 / 8.0
【湧出量】 黄金湯:72リットル/分(自然湧出)
ノート】 源泉かけ流し浴槽あり
【効能】 慢性皮膚炎、切り傷、糖尿病、高血圧、動脈硬化症など
【日帰り入浴時間】 12:30〜16:00(土日祝日は15:00まで)
【入浴料金】 1000円
【電話】 0460(83)7045
【HP】きのくにや公式サイト
【地図】 
【アクセス】 東名高速→小田原厚木道路小田原日ICから箱根新道(芦ノ湖大観IC)経由で約35分
       東海道線小田原駅からバスで約60分

  立ち寄りスポット大涌谷〜芦ノ湖


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