京都東山温泉 〜ホテルりょうぜん〜
きょうとひがしやまおんせん ほてるりょうぜん |
京都府京都市東山区清閑寺霊山町7番地 |
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ホテルりょうぜんは京都・東山の高台に位置する客室数29の宿。高台寺、清水寺、円山公園、知恩院、祇園など人気の観光名所も徒歩圏内の好立地、さらには一日の疲れを癒す温泉浴場もあって、京都東山観光の足場にもってこいの宿である。
霊山(りょうぜん)は東山36峰の第27峰で(ちなみに第1峰は比叡山、第36峰が伏見稲荷のある稲荷山)、昔インドで釈迦が説法をした霊鷲山(りょうじゅせん)に山容が似ていることに由来する。ホテルは霊山の麓にある。 |
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【ホテルりょうぜん 宿泊レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。 |
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京都駅からホテルりょうぜんに行くには、市営バス206系統に乗って「東山安井」のバス停で下車します。バス停からは高台寺や霊山護国神社を目指して徒歩10分ほどなのですが、唯一の欠点と言っていいのが、最後に待っている300mほどの急坂。坂の左手が霊山護国神社、坂をほぼ上りきった正面に坂本龍馬ら幕末の志士たちの墓所があります。 |
右手に霊山歴史館を見ながら直角カーブを右に曲がれば勝ったも同然、坂の頂点がホテルりょうぜんです。 |
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今回は1泊朝食付き「片泊まりプラン」です。夜は中心部の居酒屋で一杯やろうという魂胆。通されたのは1階123号室、8畳バストイレ付の部屋。 |
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ホテルりょうぜんはホテル形式ですが29室すべて和室です。簡素ですが小綺麗でくつろげる部屋です。天井がいい感じを出しています。足袋ソックスなどアメニティーグッズもしっかり揃っていました。
1階南向きの部屋だったので眺望がいいというわけにはいかなかったのですが、2階3階の西向きの部屋は相当眺めが良さそうです。
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ホテルりょうぜん自慢の展望大浴場は4階にあります。男性浴場は「龍馬の湯」、女性浴場は「おりょうの湯」という名前が付いています。 |
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湯舟からは、左手に東山の山々の尾根、右手に京都市街(洛南方面)が見えます。 |
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天然温泉は単純弱放射能冷鉱泉。源泉名は霊山新温泉といいます。加温循環ですが嫌な塩素臭はなく、さらりとした肌触りで湯冷めしない、よく温まるいい湯です。 |
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浴場には男女ともに天然温泉浴槽、真湯浴槽、サウナと水風呂があります。 |
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休憩談話室 |
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無料のマッサージチェアが2台あって、湯上り後も極楽でした。
冷水や朝食後は無料サービスになるコーヒーの自動販売機もあります。 |
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朝食は畳敷きの大広間でいただきます。ここからは京都の街中を一望できます。今回は片泊まりなので見ることができませんでしたが、夜景がさぞやきれいなことでしょう。 |
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チェックイン時に7時半か8時かを選んでおきます。7時半という設定があるのも観光地ならでは。早めに宿を出て観光をスタートできるようにという心配りです。 |
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メインは「くみ上げ湯葉豆腐」 |
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豆乳を5分温めて先ず湯葉をすくい、その後にがりを入れてさらに温めると
豆腐が出来上がります。美味しかったです。 |
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いろいろなおかずがちょっとずつあってどれもいい味。どちらかというと小食の我々夫婦ですが、ご飯をお代わりしてしまいました。 |
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朝食後、ロビーでサービスのコーヒーを飲んで、部屋に戻るとふとんが・・・敷いたままになっていました! うれしい!! ふとんは片付けておいてほしいという人も多いかもしれませんが、我々ぐーたら夫婦にはたまらないサービスに感じてしまうのです。ふとんが残してあるだけで宿の評価はグーンと上がります(笑)。
観光都市ランキング世界No.1の京都と温泉宿はうれしい組み合わせです。一日歩いて疲れた体を広い湯舟で思いっきり開放して・・・極楽浄土。ホテルりょうぜん、いい宿でした。 |
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【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★☆ |
やなぎ妻: |
★★★★☆ |
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2015年2月7日 |
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