秋保温泉唯一の共同浴場は、秋保温泉の守護寺・泉明寺があります。巨大旅館やホテルが立ち並ぶ温泉街にあってほっとするようなスポットです。 |
|
|
|
入口を入ってすぐのところに自動券売機があり、入浴料300円を払います。出てきた入浴券をこれまたすぐ隣にある窓口で管理人さんに渡すという共同浴場では一般的なシステムです。 |
|
|
外観はレンガ造りのモダンな建物ですが、中に入るといかにも共同浴場という雰囲気。男女別の浴場にタイル張りの浴槽がひとつずつあります。 |
|
|
|
6〜7畳ほどの浴室に3人入れば満員御礼という広さの湯舟がひとつ。洗い場のカランも2つだけです。大型旅館の大浴場に入った後だから小さく感じるだけで、共同浴場としてはごく普通のサイズです。
湯は源泉かけ流し。源泉温度64.5℃の湯を無加水で注ぎ込んでいるので熱めです。
立ち寄ったのは日曜の午前10時半。朝の混雑が一段落したところのようで、しばし独り占め。湯舟に体を沈めると新鮮な湯がドバドバと溢れました。 |
|
|
|
|
共同浴場と泉明寺の境目に「秋保の民話」の看板が立っていました。
温泉の始まり: ある時、塩を積んだ牛におなごわらしが乗って、谷地を渡ろうとしたところ、牛もろとも谷地に沈んでしまい、そこから湯気が立ち上って、温泉が湧き出したそうな。それから秋保の温泉は塩分があり身体に良いと言われ、多くの人が訪れるようになった。おなごわらしは湯神様の化身だったと言われている。
宿の大浴場もいいけれど、新鮮な秋保の湯を味わいたくなったら共同浴場です。 |
|
【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★☆ |
やなぎ妻: |
未入湯 |
|
2012年4月22日 |
|