鳴子の温泉街を見下ろす高台にある温泉神社は927年(編纂開始は905年)に編まれた『延喜式』所載の格式を持っており、鳴子温泉発祥の源泉です。
共同浴場・滝の湯はこの御神湯を使っています。右の写真の湯けむりが湧いているところが源泉。右上端に見えるのが滝の湯の屋根です。 |
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滝の湯には駐車場がないので、車は歩いて5分ほどのところにある公営の無料駐車場「湯めぐり駐車場」にとめます。
料金は150円。入口の券売機で券を買い、受付けで渡すというシステムです。
人気の入浴施設で、訪れたのはお盆明けの平日でしたが、地元の人や観光客でにぎわっていました。
他の入浴客がいたので浴場内の写真撮影は遠慮しました。下の写真はいつも当HPを見にきてくださる温泉通のガンジイさん(HN)にお願いしてお借りしました。 |
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湯舟は男女とも2つずつ。大きい方の湯舟は10名ほどが入れる広さで、大きな木の樋からは新鮮な源泉がまさに滝となって注がれています。湯はやや熱めで青みがかった乳白色。
もうひとつの湯舟は細長い形をしていて定員3名といったところ。湯温は大きい湯舟に比べれば温めで、半透明の乳青色をしていました。2本の小さめの樋から湯が落ちていて、打たせ湯として利用するようです。
総木造りの浴場内は硫黄香が立ち込め、いい雰囲気。清掃も行き届いていて、ありがちな木の床のぬるぬるも全くありません。もちろん源泉かけ流しの湯も最高で、地元の皆さんの湯への愛情を感じるすばらしい共同浴場です。 |
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滝の湯を出るとちょうどお昼時。温泉街にある「ふじや食堂」で昼食をとることにしました。注文した
のは「冷やし山菜とろろおろし蕎麦」1,100円。ボリュームたっぷり、温泉玉子もトッピングされていて
美味しかったです。 |
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お土産は「こけしマッチ」。鳴子といえばこけしで有名ですが、こけしマッチは1箱150円。手軽な土産
として人気だそうです。「人生のともしび」というキャッチフレーズがおもしろい。 |
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【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★★ |
やなぎ妻: |
★★★★★ |
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2009年8月19日 |
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