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鳴子温泉 〜滝の湯〜
なるこおんせん たきのゆ

宮城県大崎市鳴子温泉湯元
鳴子温泉は、秋保温泉、飯坂温泉とともに奥州三名湯に数えられてきた名湯。川渡・東鳴子・鳴子・中山平・鬼首の各温泉から成る鳴子温泉郷の中心地である。

鳴子温泉の歴史は古く、『続日本後紀』(869年)に「玉造」の名で登場する(2006年合併による大崎市の発足前は玉造郡鳴子町といった)。

滝の湯は温泉神社の傍らにある共同浴場(滝の湯保存会が管理)で、鳴子温泉はここを原点として発展した。
「鳴子」(「なるこ」または「なるご」と読む)の名の由来は2説あるようだ。源義経が平泉に落ちのびる途中、北の方が亀若丸を出産。敵に気付かれることを恐れた弁慶が泣かないように諭したところ泣かずにいた亀若丸が、尿前の関を越え一段落したこの地で産湯をつかると、初めて産声をあげたことからくる「啼く子」説。平安時代の835(837)年にこの地で火山性の大爆発があり、熱湯が轟音を上げて噴出したことから「鳴郷」と名付けられたとする説。いずれにせよ、歴史を感じる地名である。

【滝の湯 入湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
鳴子の温泉街を見下ろす高台にある温泉神社は927年(編纂開始は905年)に編まれた『延喜式』所載の格式を持っており、鳴子温泉発祥の源泉です。

共同浴場・滝の湯はこの御神湯を使っています。右の写真の湯けむりが湧いているところが源泉。右上端に見えるのが滝の湯の屋根です。

滝の湯には駐車場がないので、車は歩いて5分ほどのところにある公営の無料駐車場「湯めぐり駐車場」にとめます。

料金は150円。入口の券売機で券を買い、受付けで渡すというシステムです。

人気の入浴施設で、訪れたのはお盆明けの平日でしたが、地元の人や観光客でにぎわっていました。

他の入浴客がいたので浴場内の写真撮影は遠慮しました。下の写真はいつも当HPを見にきてくださる温泉通のガンジイさん(HN)にお願いしてお借りしました。
湯舟は男女とも2つずつ。大きい方の湯舟は10名ほどが入れる広さで、大きな木の樋からは新鮮な源泉がまさに滝となって注がれています。湯はやや熱めで青みがかった乳白色。

もうひとつの湯舟は細長い形をしていて定員3名といったところ。湯温は大きい湯舟に比べれば温めで、半透明の乳青色をしていました。2本の小さめの樋から湯が落ちていて、打たせ湯として利用するようです。

総木造りの浴場内は硫黄香が立ち込め、いい雰囲気。清掃も行き届いていて、ありがちな木の床のぬるぬるも全くありません。もちろん源泉かけ流しの湯も最高で、地元の皆さんの湯への愛情を感じるすばらしい共同浴場です。


滝の湯を出るとちょうどお昼時。温泉街にある「ふじや食堂」で昼食をとることにしました。注文した
のは「冷やし山菜とろろおろし蕎麦」1,100円。ボリュームたっぷり、温泉玉子もトッピングされていて
美味しかったです。

お土産は「こけしマッチ」。鳴子といえばこけしで有名ですが、こけしマッチは1箱150円。手軽な土産
として人気だそうです。「人生のともしび」というキャッチフレーズがおもしろい。
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★★★ やなぎ妻: ★★★★★
2009年8月19日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 酸性-含硫黄-ナトリウム・アルミニウム・カルシウム-鉄(II)-硫酸塩泉(硫化水素型)
【源泉温度】 46.2℃  【pH】 2.8
ノート】 源泉かけ流し
【効能】 動脈硬化症、やけど、きりきず、慢性皮膚病、糖尿病、高血圧症など
【営業時間】 7:30〜22:00 (無休)
【入浴料金】 150円
【電話】 0229(83)3441 (鳴子観光・旅館案内センター)
【地図】 
【アクセス】 東北道古川ICから国道47号線経由28km(約40分)
       JR東北新幹線古川駅にて陸羽東線乗り換え鳴子温泉駅下車、徒歩5分




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