白石市街から国道113号線を山形方面へ15分ほど進み、標識に従って右に折れると、渓谷がぽっかりと開けたところに小原温泉が見えてきます。江戸時代から湯治場として親しまれてきた小原温泉は、今は3軒の宿が寄り添うように建つ静かな温泉場です。 |
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小原温泉の駐車場はよく整備されていて、お目当ての「かつらの湯」の駐車場は入って一番手前にあります。小さな日帰り入浴施設の場合、車を置く場所を探すのに苦労するケースが多いのですが、こうだと助かります。 |
白石川の渓流でもこのあたりは碧玉渓といい、遊歩道も整備されています。 |
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遊歩道を進むとほどなく赤い吊り橋の先に「かつらの湯」が見えてきます。この吊り橋は通行制限があり、5人以上一度に渡るなとあります。 |
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橋を渡り、対岸から見るとこんな感じです。 |
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ちょうど上流のダムが放流中で、川の水かさが増しており、怖いくらいの水量です。
余計なことではありますが、男女別の「ゆ」暖簾は表裏逆にした方がいいかもしれません。 |
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小原温泉の岩風呂として古くから親しまれてきた「かつらの湯」は長年の土砂堆積により閉鎖されていたものを平成16年9月に復活させたものです。男女別に浴槽がひとつずつあります。 |
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受付で料金200円を払い、暖簾をくぐると数段の下り階段があります。残念ながら渓谷美を楽しみながら入浴することはできません。
入浴客が数名いたので浴槽の撮影は遠慮しましたが、脱衣所から見上げると左の写真のような感じ・・・まさしく「岩風呂」の名がぴったりであることがお分かりいただけるでしょう。 |
湯舟は8人くらいは入れそうな長方形。薄っすらと硫黄香の漂う透明な湯です。源泉温度は53℃ということですが、使用位置では42〜43℃くらいでしょうか。源泉かけ流しの湯はやや熱めで、なかなかの浴感です。
なお、カランとシャワーはありますが浄化設備がないため石鹸やシャワーの使用は禁止です。 |
【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★☆☆ |
やなぎ妻: |
未入湯 |
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2008年4月20日 |
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