滝の天然露天風呂を味わいたく、峯雲閣に立ち寄りました。緑に囲まれ、落ち着いた雰囲気の宿構えです。
間欠泉を見学したあと宿の駐車場に車を止めると、ものすごい数のアブが車に寄ってきました(あとで調べてみると車の排気ガスに反応したようです。アブは二酸化炭素で動物の血にありつけることを探知するのです)。
虫ごときにはたじろがない私ですが、前日岩手の鉛温泉と大沢温泉で数か所刺されていただけに、あまりの敵の数にしばし躊躇。「せっかく来たのだから言ってくれば」との妻の後押しでいざ出陣。そういう妻は車内待機。もっともアブは排気ガスに気を取られていたので、無傷で敵中突破できました(笑)。 |
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入浴料500円を払って浴場へ。
湯舟は男女別の内湯がひとつずつと、混浴の露天風呂、そして天然の滝の湯があります。 |
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男性用の内湯です。窓が大きくとられていて滝がよく見えます。
この内湯に入っているだけでもとてもいい気持ちです。
左の写真で滝の手前に黄色い湯あみを来た女性が写っています。露天風呂は湯あみやバスタオルの着用が可です。 |
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混浴露天風呂は内湯を出てすぐのところにあります。20名くらいは余裕で入れる広い湯舟です。周囲の緑の移り込みが実にきれいです。
源泉温度が高いので、露天風呂にしてはやや熱め。奥にある湯口付近は高温なのでくれぐれもご注意を。
柵の向こうはすぐ湯川になっています。 |
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そしてこれが湯滝。
上流の地獄谷に湧く温泉が沢水に流れ込み、湯滝となって流れ落ちているのです。
はやる気持ちを抑えきれずに足を進めると・・・「痛っ」。気を付けてください。底は自然の川石。角ばった石がごろごろしています。
滝の落下点近くが入浴するのにちょうどよい深さです。 |
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湯は意外なほどいい湯加減です。流れ落ちる滝自体はもう少し温いので、高温の湯をパイプで滝壺に注いでいるのでしょう(確認はしていません)。湯滝に入れるのは5月から10月下旬までです。
右の写真は滝の下から内湯方面を見たところ。こんな写真を撮っていたらしっかりアブに刺されましたが、この野趣あふれる天然露天風呂を味わえたのですからどうということはありません。一浴の価値ありです。 |
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【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★☆☆ |
やなぎ妻: |
未入湯 |
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2009年9月19日 |
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