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毒沢鉱泉 〜神乃湯〜
どくざわこうせん かみのゆ

長野県諏訪郡下諏訪町社7083
毒沢鉱泉は中山道(国道142号線)を下諏訪の町から和田峠に向かって少し上ったところにある。凄味のある名前から相当な秘境を想像していたが、実際には諏訪湖畔から続く住宅街が間近に迫っている。

国道を左折すると「宮乃湯」「沢乃湯」と続き、すれ違いもままならない細道を上りきった「神乃湯」までくると木々が鬱蒼と茂り、秘湯の趣きがある。
戦国時代、武田信玄が金発掘の際、鉱夫の療養に利用したと伝えられる「信玄の隠し湯」で、「毒沢」という名も金鉱あるいは鉱泉に人が近づかないように信玄が付けたとも言われている。

【神乃湯 立ち寄り湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
館内は民芸調に統一され、落ち着いた雰囲気。日本秘湯を守る会の加盟宿です。 日帰りで入浴に来る客も多いと見えて、混雑時にはお待ちいただくことも云々の張り紙がありましたが、運よく空いているとのこと。
入浴券兼次回割引券(200円引き)をもらって浴場へ。



リニューアルして間もないのでしょうか。
脱衣所もこざっぱりしていて気持ちがいい。

浴槽は男女とも2つずつ。右側が加熱、左側小さい湯舟が源泉のかけ流しです。

源泉浴槽
源泉温度は気温2℃時測定で2℃とのことですが、真夏なので泉温も上がっているようです。冷たくて入れないということはなく、ひんやりして気持ちがいいという感じです。成分の濃い鉱泉ならではの感触かもしれません。
飲泉もできます。飲んでみると酸っぱい・・・覚えのある味ですがその場では思い出せませんでした。
上がってから妻が言うに
「あれはクエン酸の味よ。」
それそれ!
まさしく水に溶いたクエン酸です。

加熱浴槽
源泉は透明ですが加熱すると茶褐色になります。40℃くらいでしょうか。じっくり長湯できる温度です。

浴場の脇は「毒沢」という名もうなづける深い沢
加熱湯に入り、源泉に入りの繰り返しは心地よく、いつまでもいたいほどでした。
今度はぜひ泊まりで訪れたい宿です。
昭和9年、医者に見放された幼少の先代館主がこの鉱泉に入ったところ病が治り、そのことから「神乃湯」と名づけたそうです。これまでの経験上「いい温泉に浸かると眠くなる」のですが、この鉱泉の威力は凄まじく、入浴後ものすごい睡魔に襲われ、必死でハンドルを握りました。
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★★★ やなぎ妻: ★★★★★
2006年8月20日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 含鉄(U)-アルミニウム-硫酸塩冷鉱泉
【源泉温度】 2℃ (気温2℃)  【pH】 2.5
ノート】 源泉かけ流し浴槽あり
【効能】 浴用: 神経痛、五十肩、関節のこわばり、痔疾、慢性消化器病、慢性皮膚病など
飲用: 貧血、慢性消化器病
【日帰り入浴時間】 10:00〜20:00
【入浴料金】 700円
【電話】 0266(27)5526
【HP】 神乃湯公式サイト
【地図】 
【アクセス】 長野道岡谷ICより国道20号、142号経由約20分
       JR中央本線下諏訪駅よりタクシー約10分




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