信州高山温泉郷 五色温泉 〜五色の湯旅館〜
ごしきおんせん ごしきのゆりょかん |
長野県上高井郡高山村五色温泉 |
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五色温泉は松川渓谷の上流にある山間の一軒宿。明治19年(1886年)の開湯です。
名前は、天気と気温によってお湯の色が変化することに由来します。 乳白色、コバルトブルー、墨色、クリーム色、緑・・・
今日は何色でしょうか。楽しみです。 |
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【五色の湯旅館 立ち寄り湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。 |
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フロントで入浴料500円を払って浴場へ。
薄暗い階段を下へ下へと進みます。風呂場が低いところにあるのは自噴の湯をそのまま湯舟に注ぐため。いいお湯にめぐり会える予感・・・。 |
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混浴野天風呂 |
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コバルトブルーの湯が石造りのワイルドな湯舟から溢れます。もちろん源泉かけ流し。
源泉は高温ですが、露天ではちょうどいい湯加減。ラジウム含有の硫化水素泉はさらりとした肌触り。
泉質最高、ロケーション最高。温泉好きにはたまらない野天風呂です! |
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混浴ですが、開放的なだけに女性には入りづらいようです。おまけに女性用の脱衣所からは男性用脱衣所の前を回りこんで来なければならず、実質的には男性専用でしょうか。 |
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男性用脱衣所 |
女性用脱衣所 |
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女性専用野天風呂 |
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川原も見えず、少々薄暗い感じ。明るく開放的な混浴風呂ではワイルドさに花を添える(?)溺れた虫も、こちらでは気になってしまったようで、 妻の評価は辛いものになりました。 |
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内 湯 |
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風格のある湯小屋。 |
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いい雰囲気・・・こういう風情のある浴場は見るだけでも心が安らぎます。なんと檜の湯舟には緑色の湯が溢れています。同じ源泉でどうしてこうも色が違うのでしょう。 |
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東邦大理学部の高松信樹教授によれば、ブルーから白への変化は硫黄コロイド(微粒子)が成長する過程での光の散乱によるもの。黒は降雨で源泉に松川の水が混入し、硫化鉄が生まれるためであろうとのことですが、緑色に濁る理由は未だに解明されていないそうです。 (参考:2004年「自由人10月号別冊」) |
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残念ながら内湯は熱過ぎて入れませんでした。草津で鍛え、かなりの高温に慣れている我々夫婦が入れなかったのですから、48℃以上あったと思います。加水するにしても時間がかかるのでかぶり湯で我慢しました。
コップがあったので飲んでみました。硫黄の匂いとかなりの苦味・・・成分の濃さを感じました。 |
【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★☆ |
やなぎ妻: |
★☆☆☆☆ |
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2005年8月24日 |
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