浅間サンラインを菱野の交差点で折れ、棚田の中のほのぼのとした細道を上っていくと突然、堂々たる構えの常盤館が現れます。 |
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知らなければ躊躇してしまいそうな宿構えですが、日帰り入浴も積極的に受け付けています。フロントで入浴料1人1000円を払っていざ展望露天風呂「雲の助」へ。標高1050メートルにある「雲の助」までは「登山列車」と名付けられたケーブルカーに乗って行きます。 |
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登山列車の乗り場「山麓駅」はきれいなロビーを抜けたところにあります。
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「登山電車」の定員は6名。「山麓駅」から「山頂駅」
まで標高差50メートルを1分30秒かけて登ります。 |
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この「登山電車」、なんと無人なのです。
一瞬あせりましたが、ご安心を。
乗り込んで「発車ボタン」を押せば、あとはすべて機
械まかせ。全長130メートルの軌道をケーブルカー
が勝手に登っていきます。 |
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ゴトゴトと動き出すと夫婦で顔を見合わせて
「お〜っっ!」・・・なかなか楽しい。 |
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この「登山電車」の最大の特徴は2台のケーブルカ
ーが軌道の中央で交差すること。下の写真は「下山」
の時に撮影したものですが、一瞬衝突するかと思い
ました。 |
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宿の本館が下方に遠ざかるにつれて、あたりの紅葉
が目に飛び込んできます。 |
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遊園地気分で楽しんでいると1分半の「登山電車の
旅」はあっという間に終了。標高1050m「山頂駅」に
到着です。 |
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展望露天風呂「雲の助」は山荘風の造りです。 |
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浴場入口の前は陶芸品を中心とした売店になっています。喫茶室やテラスもあり、湯上がりにゆったりと飲み物を楽しむことができます。 |
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浴場は男女ほぼ同じ造りになっています。夫婦それぞれが撮った写真を並行してご紹介します。 |
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内 湯 |
内湯の大石風呂は重厚な造り。露天風呂の出入口のガラス扉は夏場は開放されて、半露天になるようです。加水加温のかけ流し、浴槽内循環。 |
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露天小桶風呂 |
内湯を出てすぐにあるのがこの定員1名の桶風呂。熱めの湯(加水・加温)がかけ流されていて、体を沈めるとお湯がドバ〜ッとあふれ出してちょっと贅沢な気分。 |
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露天泡風呂 |
小桶風呂の隣にある石造りのジャグジー風呂。こちらはかなり温めになっていて、長湯できます。 |
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展望休憩所や、なぜかブランコもあります。 |
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露天大桶風呂 |
小桶風呂と泡風呂から一段下にあるのが大桶風呂。2〜3人が入れる大きさで、いい加減の湯がかけ流されています。眺望抜群の露天風呂です。 |
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この日は薄曇りでしたが、晴れていれば佐久平の向こうに八ヶ岳や蓼科山、ときには富士山も見えるそうです。 |
見下ろせば、「登山電車」の軌道が見えます→ |
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←脱衣所にはこんな張り紙が。
「冷たい甘酒」にひかれて思わず注文。「湯上がりの甘酒」は初めてでしたが、とても美味しかったです(アルコール分はありませんのでご安心を)。あまりの美味しさに写真を撮り忘れました(笑)。 |
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浅間山の伏流水が湧き出して池になっています。
写真を撮っていると、カモがぞくぞくと上陸して近づいて
きました。 |
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どうやらお麩(旅館の売店で売っています。ちなみに人間
用)が目当てだったようで・・・ |
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もらえないとわかると、とぼとぼと池に帰って行きました。 |
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こちらは常盤館の別館で食事処になっているようです。紅葉がきれいでした。 |
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菱野温泉常盤館、湯量不足のため加水しているのでお湯自体としてはインパクトのある温泉ではありませんが(それでもよく温まるお湯です)、「登山電車」で浴場に向かううきうきわくわく感と、絶景を楽しみながら入る露天風呂は魅力満天。きっとまた行きます。 |
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【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★☆ |
やなぎ妻: |
★★★★★ |
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2010年11月13日 |
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