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上諏訪温泉 〜ホテル 鷺乃湯〜
かみすわおんせん ほてる さぎのゆ

長野県諏訪市湖岸通3-2-14
上諏訪は諏訪大社の門前町として発達し、江戸時代には甲州街道の宿場町としても栄えた。

温泉の歴史も古く、鎌倉時代にはすでに湯が利用されていたという。湯量が豊富で500ヶ所以上の源泉があり、共同浴場がなんと80ヶ所以上もあるという(ただしほとんどが地元専用)。JR上諏訪駅構内に足湯があったり、駅前のデパート(まるみつ百貨店)の中にかけ流しの浴場があったりする、まさに湯の街である。

ホテル鷺乃湯は明治44年創業の老舗。すぐ隣には有名な片倉館がある。

【鷺乃湯 立ち寄り湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
ホテル鷺乃湯は客室数55、255名収容。立派な中庭に伝統と格式を感じます。

日帰り入浴料は1,500円と高いだけに立ち寄り湯する人は多くないようで、我々夫婦が訪ねると意外といった様子。それでも清掃が終わっていることを確認して丁寧に案内してくれました。
脱衣所も洗面所も大変きれいに清掃されています。さすがは老舗宿という感じ。

タオルも自由に使うことができるので、手ぶらで立ち寄り湯することができます。

大浴場は男女別にひとつずつあります。時間制で男女が入れ替わるようですが、立ち寄り湯した時点ではこの浴場が男性用。

右の写真は内湯から露天風呂を眺めたところ。露天風呂の屋根は元は玄関で使用されていたものだそうです。
湯は敷地内から湧く源泉を使用。大正時代までは硫黄分を多く含み、あたかも白鷺の羽根のような美観だったことから「鷺の湯」と呼ばれたそうですが、関東大震災の頃から泉質が変わり、現在は薄い茶褐色をしています。マンガンが酸化した色だそうです。
内湯と露天風呂はかけ流し・浴槽内循環併用式ですが、この樽風呂は無加水無加温の完全かけ流しです。気持ちがいいのでほとんどこの樽風呂に入っていました。

浴槽も洗い場も清潔に整理整頓されていて気持ちがいい。宿の皆さんの温泉に対する愛情と誇りを感じます。

結局、入浴中の40分間、男湯も女湯も貸切り状態。1500円は高くありませんでした。
こちらが立ち寄り湯したとき女性用になっていた浴場の完全かけ流しの湯舟。やなぎ妻もほとんどこの湯舟に入っていたそうです。

浴場の入口にこの地の名産品・花梨ジュースが置いてあります。受付けの方に「湯上がりにお好きなだけお召し上がりください」と言われたので、お言葉に甘えて何倍も飲んでしまいました。とにかくよく温まる湯で、とてものどが渇いたものですから。
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★★★ やなぎ妻: ★★★★★
2011年8月19日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉
【源泉温度】 46.9℃  【pH】 7.5
【湧出量】 227リットル/分 (動力揚湯)
ノート】 源泉かけ流し
【効能】 神経痛、筋肉痛、慢性消化器病、切り傷、慢性皮膚病など
【日帰り入浴時間】 13:00〜16:00 (不定休)
【入浴料金】 1,500円
【電話】 0266(52)0480
【HP】 ホテル鷺乃湯公式サイト
【地図】 
【アクセス】 中央道諏訪ICから諏訪湖方面へ15分
       JR中央線上諏訪駅下車徒歩10分


 立ち寄りスポット原田泰治美術館


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