発哺温泉 〜西発哺温泉ホテル〜
ほっぽおんせん にしほっぽおんせんほてる |
長野県下高井郡山ノ内町志賀高原発哺温泉 |
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発哺温泉の発見は享和2年(1802)。志賀高原で最も古い温泉とされる。「発哺」という名の由来は、温泉の蒸気が「ホッポ、ホッポ」と音を立てるところからとも、山深いこの地にたどり着くまでに体が「ホッポ、ホッポ」と火照るところからとも、あるいは(信濃の国の)「北方」にある温泉だからとも言われるが、面白い響きの温泉名だ。
西発哺温泉ホテルは志賀高原西館山中腹、発哺温泉の中心部からやや離れたところにあるリゾートホテルだ。 |
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【西発哺温泉ホテル 立ち寄り湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。 |
発哺温泉は前々から行ってみたいとは思いながらなかなか機会がなかったのですが、『信州日帰りでゆく温泉』(安藤雅樹著・しなのき書房)で西発哺温泉ホテルの存在を知り、訪れることにしました。
発哺温泉の中心部(右の写真)を過ぎ、やや細い砂利道を数百メートル進むと西発哺温泉ホテルに到着です。冬はスキー客で賑わうのでしょうが、初秋のこの日は駐車場に車もなく、静かな午後を迎えていました。 |
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玄関脇には花を終えたヤナギランの穂綿が秋風に舞っています。 |
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フロントで入浴料金700円(タオル付き)を払い、浴場へ。ちょうど清掃が終わったばかりだそうでラッキーです。
右の写真は脱衣所から撮影したものですが、オートフラッシュが作動せず、よくわからない写真になってしまいました。 |
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大きな内湯が男女それぞれ1つずつ。至ってシンプルですが、大きな窓からの眺めもよく、清潔感のある気持ちの良い浴場。やや熱めで、薄っすら緑色の透明な湯には白い湯花が舞っています。 |
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源泉名は発哺温泉・火地獄3号というすごい名前。発哺温泉は噴出する蒸気を釜に溜め、沢水で溶解することで造湯する硫黄泉。基本的に無加水・無加温のかけ流しですが、湯花が多く、その除去のために1日5回10分ずつ浴槽内で循環ろ過しているそうです。 |
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男湯も女湯も最初から最後まで貸切り状態。硫黄香を楽しみながらいい日帰り入浴になりました。 |
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【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★☆☆ |
やなぎ妻: |
★★★☆☆ |
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2010年9月18日 |
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