布引観音温泉
ぬのびきかんのんおんせん |
長野県東御市布下498-1 |
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布引観音温泉は、東御市の東のはずれ、小諸市との境近くにある温泉旅館。道路の反対側には千曲川がゆったりと流れている。
昭和59年に布引山の麓、地下850mで温泉を掘り当てて開業。平成3年には宿泊棟を新設して旅館としての営業を始めた。 |
ここは「牛に引かれて善光寺参り」の伝説発祥の地。背後の岩山には
布引観音堂があります。 |
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昔、信仰心のない老婆が布を干していると、一匹の牛が角に布をひっかけて走り
出し、老婆が追うと善光寺にたどり着きました。そこに善光寺如来が現れ、老婆に
仏道を説きました。それ以来老婆は信仰深くなり大往生を遂げたのです。
(宿のパンフレットより) |
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←善光寺てぬぐいより |
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【布引観音温泉 立ち寄り湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。 |
道路脇のタンクと思しきインパクトのあるオブジェ(?)といい、玄関の手書きの看板といい、鄙びた暖かい雰囲気です。
入浴料金は一人360円・・・安い。 |
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浴室には14〜15人は入れる大きな湯舟が真ん中にど〜んとひとつ、隅に深層水風呂(鉄分を多く含む22℃の井戸水)があり、両サイドに洗い場が配されています。 |
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訪れたのは土曜日の午後2時。男湯は先客が8人ほど、皆さん顔見知りの地元の方らしく、互いに背中を洗い合ったり、世間話をしたりしていました。いつも銭湯代わりに入りにきているようです。浴槽の数と広さは男女とも同じ。上の写真は女湯で、こちらは空いていたそうです。 |
透明ですが、若干青みがかっているような褐色がかっているような深みのある湯です(掘削自噴)。かけ流しと浴槽内循環の併用で、湯口からはやや温めの源泉が放流され、湯舟の中は加温された熱めの湯が循環されています。柔らかい肌触りのいいお湯です。湯口から出る湯を舐めてみるとうっすら塩味がしました。 |
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布引観音温泉は地元に愛されているほのぼのとした温泉。朝7時から夜10時半という入浴時間からしても日帰り入浴施設としての利用の方が多いのかもしれません。
玄関の右手には雪を頂いた浅間山がくっきりと見えました。 |
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【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★☆☆ |
やなぎ妻: |
★★★☆☆ |
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2008年3月29日 |
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