外湯めぐり |
村には江戸時代から湯仲間という制度によって守られてきた13の外湯があり、地元の人以外でも無料で利用させてもらえます。「お借りします」という気持ちでマナーを守って入りたいものです。さあ出発! |
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河原湯 |
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硫黄香のある透明な湯には白い湯の花が漂い、熱いけれどもいつまで入っていたい気分。
【泉質】 含石膏-食塩・硫黄泉 【源泉温度】 60.1℃ 【pH】 8.0 |
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大 湯 |
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野沢温泉のシンボル的な存在で、地元では惣湯と呼ばれてきた(「惣」とは村民共同体のこと)。
外湯の中で一番大きく、熱い湯とややぬるめ(といってもけっこう熱い)の二つの湯舟があります。
【泉質】 単純硫黄泉 【源泉温度】 66.4℃ 【pH】 8.7 |
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ここでちょっと一休み。大湯の向かいに足湯があり、道祖神が優しく見守っています。
野沢温泉の道祖神は木でできています。 |
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十王堂の湯 |
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ここは他の外湯と趣が異なる外観。タイル張りの湯舟は清潔感があって、地元の人たちがいかに大切にしているかがわかります。源泉は麻釜と湯ノ宮。
【泉質】 含石膏-食塩・硫黄泉 |
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熊の手洗湯 |
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熊が発見したという古い湯で、後に寺湯とも呼ばれていました。
名前の面白さからか人気があり、この日もかなりの入浴者。湯舟の撮影は遠慮しました。
【泉質】 含石膏-食塩・硫黄泉 |
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上寺湯 |
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最近改装されたとかで、石造りの湯舟がさわやかな印象です。源泉は麻釜。
【泉質】 含石膏-食塩・硫黄泉 |
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滝の湯 |
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麻釜の源泉の裏手を登った所にある、外湯の中では一番高所にある静かな湯。このお湯の熱いこと。あまりの熱さに全身に水(野沢の水がこれまた冷たい)をかぶってから入りました。
【泉質】 含石膏-食塩・硫黄泉 【源泉温度】 78℃ 【pH】 8.2 |
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13湯制覇をめざしましたが、さすがにヘロヘロ。6湯入ったところであえなくリタイア。でもその後、しっかり宿の内湯に入りました。 |
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住吉屋 |
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今宵の宿は住吉屋。麻釜のすぐ向かいにある、自家源泉と料理が自慢の大人の宿です。
住吉屋は2010年7月に再訪しました。こちらの住吉屋のページをご覧ください。 |
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野沢温泉は文化人の愛する湯でもあり、故岡本太郎さんもその一人。写真左は太郎さんデザインの「湯」の文字で、クアハウスのざわではタイルに描かれたこの文字を見ながら入浴できる。写真右は村役場前にある太郎さん作の像「乙女」。氏は名誉村民第1号でもある。 |
2002年8月5日 |
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