小布施散策 〜長野県小布施町〜 |
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小布施は人口1万2千人弱の小さな町ですが、葛飾北斎ゆかりの地、そして栗の里として人気の高い観光地です。
我々もこの落ちついた街並みを歩くのが好きで、過去何度も訪れています。 |
北斎館へ向かう通り |
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お菓子屋さん、和紙細工店など覗いてみたくなる店が軒を連ねます。 |
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高井鴻山の招きで小布施を訪れた葛飾北斎が85才のときに描いた祭り屋台2台の天井絵をメインに、掛け軸、屏風絵などの肉筆画が展示されています。 |
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個人的には絶世の美女・小野小町が老婆になるまでを描いた『七小町枕屏風』が面白かったです(右の写真は絵葉書)。 |
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レストラン傘風楼から高井鴻山記念館へと続く散策用の小径。栗の木レンガが敷き詰められていて足裏から木の柔らかさと温かみが伝わってきます。 |
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高井鴻山は北斎を経済的に援助した陽明学者。住居跡には鴻山の書斎や北斎のために造ったアトリエがあり、鴻山の書画も多数展示されています。 |
【開館時間】 9:00〜17:00
【電話】 026(246)4049
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鴻山の書斎には文人墨客の他に、佐久間象山ら幕末の思想家や志士が集まったそうで、縁側や押入れには火急のときの抜け穴が造られていた。 |
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鴻山は妖怪画を多く残しています。妖怪といってもおどろどろしいものではなく、妖怪山水図など見ていて微笑んでしまうものばかりです。
毎年、妖怪図の団扇が作られ、販売されています。左は数年前に買ったもの。右は今回ついまた購入してしまった『酒宴妖怪図』です。 |
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江戸時代・宝暦5年(1755)創業の老舗。高井鴻山は12代目にあたり、鴻山のもとを訪れた北斎もこの蔵の酒を飲んだそうです。 |
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桝一市村酒造場が蔵の一部に作った和食レストラン。長野オリンピックを機にこの酒蔵に入り、苦労を重ねながらもついには取締役に就任したアメリカ人女性・セーラさんのアイディアによるもの。
食事も美味しかったですが、おやつに食べた「栗のアイスクリーム」と「栗のババロア」も絶品でした。 |
【営業時間】 11:30〜20:00(年中無休)
【電話】 026(247)5300 |
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美味しいカレーが食べられる店。信州の食材を中心にした料理と長野県内すべての地ビールがそろっています。 |
【営業時間】 昼: 11:30〜14:30(日曜は15:30まで)
夜: 17:30〜21:30(火〜土)
※月曜定休
【電話】 026(247)6911 |
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小布施の中心地、中町南交差点のそばにあるのですぐわかります。明治12年建築の蔵を利用していて店内もシックな造りです。 |
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小布施蔵カレーは信州黄金シャモからスープを取り、季節季節の地の野菜を素揚げして添えてあります。長芋の素揚げにはびっくり。味はマイルドと辛口を選択できます。サラダとヨーグルトが付いて900円は安い! ぜひご賞味あれ。 |
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葛飾北斎が描いた大天井画「八方睨み鳳凰図」、小林一茶が「やせ蛙まけるな一茶これにあり」と詠んだ蛙合戦(かわずがっせん)の池、福島正則の霊廟がある古刹です。 |
【拝観時間】 9:00〜17:00 (11月は16:30まで。12〜3月は9:30〜16:00)
【電話】 026(247)5504 |
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