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正式名称は「湯の華銭湯 瑞祥上山田本館」といいます。「銭湯」といっても名湯、上山田温泉源泉かけ流し。「上山田本館」と名乗るのは「松本館」というのがあるからです。 |
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すぐ裏手には戸倉上山田温泉のシンボル、城山が聳えています。戦国時代、村上義清配下の山田氏の荒砥城がありました。「戸倉上山田」のネオンサインは私が子供の頃からあるのですから、かれこれ50年以上存在することになります。 |
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玄関や脱衣所はごく普通の日帰り入浴施設ですが、浴場のドアを開けてびっくり。巨石を配した湯舟に青い湯が溢れています。仙人でも入っていそうな神秘的な雰囲気。
硫黄泉は白濁していたり、緑がかったり、その湯その湯で様々ですが、ここの湯は笹濁りの青。日によって変わるのかもしれません。 |
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瑞祥では内湯と露天風呂で異なる源泉を使用しているそうです。内湯は千曲源泉(1号、2号、3号、4号源泉の混合泉)。柔らかな肌触りです。 |
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露天風呂は城山源泉(1号、2号、3号の混合泉)。内湯よりもやや白濁しています。湯口にコップがあるので飲んでみると、正真正銘硫黄の味。
露天風呂の脇にはテレビがありました。平日の昼過ぎなので誰も見ていませんでしたが。 |
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露天には寝湯と信楽焼の壺湯もあります。ここだけは循環ろ過です。他にサウナもあって、数人いた入浴客はサウナと水風呂を行ったり来たり。地元の人にとっては温泉は全然珍しくないのでしょうが、もったいない。 |
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戸倉上山田温泉には、「戸倉観世温泉」、「戸倉国民温泉」、「万葉超音波温泉」、「かめ乃湯」、「つゆの湯」など入浴料300円前後の共同浴場がありますが、ここ「瑞祥」は650円と戸倉上山田温泉の中では高め。でも神秘的な岩風呂は一浴の価値ありです。やなぎ妻の★が2つなのは客が入浴中の浴場内で従業員がサウナの敷物を洗っていて興ざめしたとのこと。女性は雰囲気や接客重視のようです。
食事処の手打ちそばが美味でした。 |
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【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★☆ |
やなぎ妻: |
★★☆☆☆ |
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2012年12月26日 |
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