始め、レンタカーのカーナビに案内された先が観光地の「海地獄」の中で慌てましたが、神和苑は「海地獄」の裏手、「かまど地獄」との間の高台にありました。もとは別荘として建てられたという神和苑。1万4千坪という広大な敷地に本館、離れ、浴舎が点在しています。 |
下が本館でここで入浴料金を払います。右は本館の前から見下ろした神和苑の日本庭園と別府湾。正月にはこの正面から日の出が見えるそうです。 |
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お目当ての「青の湯」の浴舎は本館から10mほど離れたところにあります。 |
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脱衣所はレトロなガラス窓がおしゃれ。日帰り入浴用にコインロッカーもあります。 |
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男湯の内湯の湯舟は1つ。定員4〜5名といった広さです。 |
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透明な青・・・なんとも神秘的な色です。乳青色の湯は他で見たことがありますが、こんな色の温泉は初めてです。
自然の中でこんな色の湯だまりに出会ったら、きっと入るのを躊躇してしまうでしょう。
湯口から注がれる湯は無色透明。かなりの高温ですが、ちょっと舐めてみると塩味を感じました。
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こちらが露天風呂。露天風呂は内湯に比べ透明感のない乳青色。乳青色といっても今までに見たことのない濃い青です。入浴剤にはこういう色がありますが・・・。 |
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実はこの湯舟の隣にもうひとつ同じ大きさの湯舟があるのですが、どういうわけか湯が張られていませんでした。 |
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以前訪れたすぐ隣の観光名所「海地獄」に入ってみたいと思ったものですが、今それが実現したような気分です。 |
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女湯は湯舟が2つあります。そして洗い場も男湯より広いようです。
2つの湯舟には透き通った青い湯がかけ流されています。 |
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そしてこれが女湯の露天風呂。男湯の倍以上の広さ・・・・・どうやら神和苑は女性上位の宿のようです(笑)。 |
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上がってから宿のご主人と思しき方にどうして青いのかと伺うと、次のようなことでした。 |
この湯に含まれるメタケイ酸が時間の経過とともにシリカコロイドという粒子になったときに青色を散乱させる。注がれる湯は透明だが湯舟にかけ流しているうちに青みを帯びてくる。湯を入れ替えて4日目が最高に青く、やがて乳白色になっていく。 |
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今回は湯を入れ替えて2日目とのことでしたが、露天の方は色からするともう少し経っているのかもしれません。青色が薄いほど新鮮な湯であるとは言えますが、せっかくならこの神秘の青を味わいたいものです。訪れる際には宿に問い合わせてみるのも一手ですが、これについては相互リンクさせていただいている奈良のご隠居さんのサイトをご覧ください。 |
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湯舟内の泉温がほど良く、あまりの気持ちよさに長湯したせいも
ありますが、よく温まる湯でいつまでも汗が引きませんでした。
「青の湯」・・・一浴の価値ありの素晴らしい温泉です。 |
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【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★☆ |
やなぎ妻: |
★★★★☆ |
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2008年11月22日 |
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