湯平温泉 〜奥ゆのひら 花灯り〜
ゆのひらおんせん おくゆのひら はなあかり |
大分県由布市湯布院町湯平675-1 |
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奥ゆのひら 花灯りは、湯平温泉の温泉街から2〜3kmほど離れた高台に、2008年4月にオープンした宿。
浴衣に着替えて温泉街をぶらりとはいかないが、山間の静かな環境の中でのんびりとしたひと時を過ごすことのできる宿である。 |
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【花灯り 宿泊レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。 |
部屋はすべて内湯と露天風呂付きの離れになっていて、ロビーのある本館を抜けると、それぞれタイプの異なる離れが8棟建ち並んでいます。 |
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今回は「楓」という離れ。玄関を入ると茶香炉のよい香りが出迎えてくれました。 |
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7.5畳の和室。細長い窓からは晩秋の木々が見え、自然がそのまま掛け軸になっています。 |
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窓の向こうに
露天風呂が見えます。 |
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チェックインもこの和室で。 |
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約12畳の洋室。ベッドが置かれている部分の床が一段高くなっていて、ベッドに入るというより布団にもぐり込むという感じで、とても斬新です。 |
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これが客室露天風呂。かけ流しの自家源泉が広めの湯舟から溢れます。源泉温度51.5度なのでかなり熱い。加水もできますが、せっかくの源泉かけ流しがもったいないので、湯口のバルブをしぼって温度調節します。 |
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アルカリ性単純温泉のツルリとした柔らかな感触の湯。これがチェックインの15:00〜チェックアウトの11:00までずっとかけ流されているのですから、何度も入ってしまいました。晩秋の山を見ながら入る露天風呂が心地よくて結局内湯(↓)は入らずじまいでした。ちなみに内湯も温泉です。 |
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実は花灯りには各部屋の風呂の他に、別棟の湯小屋があり、男女別の露天風呂があります。
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本館には足湯や囲炉裏端の談話室、自由に本を借りられる書棚もあります。 |
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オープンして間もない宿で、清潔感溢れてとても気持ちよく過ごせました。が、全体的な印象は・・・
実は翌日に泊まったのが由布院玉の湯で、日本を代表する名旅館と生まれたての宿を比べてしまっては可愛そうなのですが、同じ離れを売りにしている宿でも、玉の湯は大浴場や談話室に足を運びたくなるのに対して、花灯りはせっかくの談話室や大露天風呂、足湯にもあまり行く気がしませんでした。 |
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もちろん離れの居心地がいいこともあるのでしょうが、やはり物足りなさを感じます。そのあたりがこれからの課題でしょうか。若いオーナー夫妻は頑張っていると思います。特に奥さんは常に笑顔を絶やさず、とても感じが良かったです。きっとどんどん良い宿になっていくことでしょう。チェックインの15時からチェックアウトの11:00まで別荘気分でゆったり過ごせる宿です。 |
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