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1 草津温泉(群馬県草津町) |
「なんだ。やっぱり草津か」・・・そんな声が聞こえてきそうだが、やはり草津である。草津温泉は湯めぐりの持つ楽しさをすべて兼ね備えている。良質の湯、18の無料共同浴場、シンボルの湯畑には湯けむりと湯の香が立ち込め、土産物屋やまんじゅう屋が軒を連ねる。歩いているだけでこんなに楽しい気分になる温泉地は他にない。「一度」どころか何十回訪れても「来てよかった」と思う温泉である。 |
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2 城崎温泉(兵庫県豊岡市) |
大谿(おおたに)川の両岸には百本以上の柳が植えられ、石造りの太鼓橋と調和して情緒満点。 7つの外湯があって、城崎温泉宿泊者は無料で湯めぐりを楽しめる。すべて町が集中管理している湯を循環使用しているのが少々残念だが、それを補って余りある温泉情緒。城崎温泉ほど浴衣と下駄が似合う温泉はないのでは? |
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3 銀山温泉(山形県尾花沢市) |
感動的な美しさ・・・銀山川の両側に立ち並ぶ三層四層の木造建築はまさに日本の美。温泉街まるごと世界遺産に登録されてもおかしくないと思う。「NHK連続テレビ小説『おしん』の舞台」という宣伝が過去のものとなった今でも、この「日本の美」を求めて、国内はもちろん、海外からも訪れる人が多い温泉地である。 |
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4 野沢温泉(長野県野沢温泉村) |
13の無料共同浴場を持つ野沢温泉も、外湯めぐりが楽しい温泉地。スキーリゾートでもある野沢温泉は土産物屋も多く、温泉街散策も楽しいが、行く先々で目にするのが岡本太郎デザインの「湯」のロゴだ。岡本太郎は生前幾度も野沢温泉村を訪れ、名誉村民第一号でもある。村名に「温泉」を冠しているだけあって、まさしく温泉三昧できる村だ。 |
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5 湯平温泉(大分県由布市) |
「ええ〜っ?湯平?」と思う方もいるかもしれない。確かに第5位は迷った。情緒というより哀愁を感じる温泉街である。隣の由布院温泉の方がはるかに歩いて楽しいし、温泉風情ランキングでは常連の伊香保だってある。だが今回はエールの意味を込めてあえて湯平温泉を暫定5位とした。石畳の美しい温泉街、湯平、がんばれ。 |
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