熱海銀座通りを海岸方面から山側に進むと大湯間欠泉とその先に湯前神社があります。目指す日航亭は神社の右脇にありますが、駐車場は神社の手前にあります。一方通行なので行き過ぎないように注意です。 |
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風変わりな玄関を入ると受付けがあります。以前は旅館だったそうで、言われてみるとそんな雰囲気のロビーです。 |
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雰囲気の違う浴場が2つあり、日替わりで男女入替えになります。 |
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浴室に入ってびっくり。大きな湯舟に広い洗い場。今回訪れた日の浴場はガイドブックでよく使われる広い露天風呂がある方ではありませんでしたが、内湯はこちらの方がいいのかもしれません。
明るく開放感あふれる気持ちのいい浴場です。 |
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舐めてみるとかなりの塩辛さで、これが家康が愛した大湯の特徴。家康が最初に熱海を訪れたのは慶長2年(1597)。慶長2年というと慶長の役が起きた年。「秀吉くんにも困ったものだ」と思いながら大湯に浸かったのでしょうか。 |
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家康が2度目に来たのは慶長9年(1604)3月のことで、その時は7日間も湯治たそうです。関ヶ原の戦いを経て前年に征夷大将軍に任ぜられて江戸幕府を開府したばかり。心身ともに疲れ果て、余程骨休めをしたかったに違いありません。その年の9月には京都で病気療養中の吉川広家の見舞いに熱海の湯を運ばせたことからも、いかに家康が熱海の湯を気に入っていたかがわかります。 |
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露天風呂は内湯と露天風呂が合体したような造り。もしかすると露天部分は後付けかもしれません。とくに眺めがいいというわけではありません。 |
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前述したように、もうひとつの浴場の露天風呂はガイドブックの写真を見る限りもっと大きいようで、次回は是非入ってみたいものです。 |
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「源泉2本、湧出量1日8万リットル」「100%源泉かけ流し」を謳い文句にしていますが、毎分に換算すると60リットル程。そう豊富な湯量とは言えませんが、新鮮さを感じるいい湯でした。広々とした気持ちいい浴場で、1000円という日帰り入浴としては高めの料金も許せます。また訪れたい入浴施設です。 |
【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★★ |
やなぎ妻: |
未入湯 |
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2015年12月7日 |
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