山十旅館は全8室の小さな宿。玄関を入ると右手に水槽があって、中に伊勢海老がたくさんいます。 |
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訪れたのは自称「温泉同好会」のおやじ3人。温泉に入り、美味いものを食べ、美味い酒を飲むのが目的。
今回の部屋は2階の201号室。窓からは目の前に北川漁港、その先は海、海、海・・・右手には伊豆大島が見えます。8畳+広縁にトイレ付き(残念ながらシャワートイレではありませんが1階の共同トイレはシャワートイレになっています)というごく普通の部屋ですが、この景色があれば十分です。
冷蔵庫の中にグラスが3つ、キンキンに冷やされていたのには感激しました。湯上がりのビールが一層美味かったです。
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温 泉 |
湯舟は男女別の内湯が1つずつと貸切露天風呂が1つあります。 |
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3階建ての屋上にある露天風呂。階段に置いてある掲示が入浴可になっていれば、いつでも入ることができます。(5:30〜22:30) |
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湯舟は3人入れば満員御礼といった広さですが、眺めは最高。夕闇にとけ込もうとする伊豆大島がきれいでした。
湯口新湯投入、浴槽内加温循環のようです。 |
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内湯も定員3名ほどの広さですが、部屋数が8なので混み合うことはありません。内湯は24時間入浴可能。よく温まる湯です。 |
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そして北川温泉に来たら是非入ってみたいのが、北川温泉全体の外湯ともいえる町営の黒根岩風呂。北川温泉宿泊者は宿の浴衣(山十旅館は作務衣)を着ていけば無料で入浴できます。山十旅館からは歩いて5、6分ほどです。 |
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夕 食 |
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いよいよお待ちかねの夕食。食事は夕食、朝食とも部屋でいただきます。
朝、定置網漁船が山十旅館の目の前にある北川漁港に着き、そこから直接仕入れた魚介類がずらりと並びます。 |
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金目鯛丸煮物 |
カニ |
カマスのから揚げ |
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サザエの壺焼き |
金目鯛のしゃぶしゃぶ |
釜飯 |
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ベーシックプラン(10,500円)にプラス1,050円で豪華な舟盛が加わります。
伊勢海老、サザエ、アワビ・・・どれも新鮮そのもの。まだ動いていた伊勢海老の頭は朝食のみそ汁になるとのこと。 |
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朝 食 |
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「今朝はアジが上がらなかったので、代わりにサンマです」というように、今朝獲れたばかりの刺身が出ます。イカ刺はまだ透き通っていて肝も付いていました。あ〜、一杯やりたい・・・車なので残念。
伊勢海老のみそ汁(これ絶品!)、アジの干物、茶碗蒸し、心太・・・美味しい朝食でした。 |
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山十旅館、とにかく料理がよかったです。大規模旅館だったら特別注文しなければ食べられないような料理を格安で味わうことができます。部屋は豪華でなくてもいい、湯舟が小さくてもいいから、新鮮な海の幸を安く食べたいと思ったらこのような小さな宿でしょう。
「車の中で食べてくださいね」と袋いっぱいのミカンをお土産にくださった女将さん。車が見えなくなるまで手を振ってくれました。また訪れたい宿です。 |
【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★☆☆ |
やなぎ妻: |
未宿泊 |
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2009年12月6日 |
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