稲取銀水荘は全117室の大型和風旅館。宿の前は大海原が広がる絶好のロケーションです。 |
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訪れたのは自称「温泉同好会」のおやじ3人。温泉に入り、美味いものを食べ、美味い酒を飲むのが目的。いつもは小ぢんまりした宿に泊まるのですが、今回はちょっと贅沢して「創業55周年記念プラン」一泊一人15,500円也。 |
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さすが「もてなしの宿」。部屋に通されると仲居さんが抹茶を立ててくれます(うっかり写真を撮り忘れたので宿のHPから拝借しました)。
トイレはもちろんウオッシュレットです。 |
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温 泉 |
浴槽は男女別の大浴場に内湯と露天風呂がひとつずつあります。湯は敷地内に湧く自家源泉をかけ流し循環併用式。 |
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浴場は2階にあるので海を見下ろして入ることができます。巨石や松を配した純和風の湯舟ですが、目の前のヤシの木に南国情緒を感じます。 |
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訪れたときは寒波の影響でかなりの寒さだったのですが、源泉温度82℃と高温の湯を気温に合わせて加水調節しているのでしょう。適温(やや熱いくらい)でいつまでも入っていたい感じです。 |
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内湯も広々としています。湯温は露天風呂よりもやや温めに設定されていました。部屋数が117という巨大旅館ですが、内湯も露天もこれだけ広いと身動きできないほど混雑することはありません。
湯上り処ではお茶や和菓子のサービスを受けることができます。我々は部屋のビールに直行しましたが(笑)。 |
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食事は夕食、朝食とも部屋食です。新鮮な海の幸がずらり。「創業55周年プラン」には伊勢海老と鮑のお造りが付きます。
稲取温泉はどの宿も料理にこだわっているようです。少し前の本ですが『プロ100人が鑑定 魅力の温泉66』(日本経済新聞社)で「料理に特色のある宿泊施設が多い」の項目で稲取温泉はスコア56.7で堂々の一位(二位はスコア56.6で由布院温泉)を獲得しています。(ちなみに総合順位は44位) |
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嶺岡豆腐・松茸・ポン酢 |
餅南京・叩き海老・銀餡かけ |
笑い栗・はんぺん・だだちゃ豆 |
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鮪・甘海老・白身二点 |
餅蓮根スープ蒸し |
クリームスープ |
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鮑とさざえの磯蒸し |
金目鯛・大根・茄子・針生姜煮物 |
金目鯛黒酢漬 |
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蟹雑炊 |
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朝食はちょうどいい分量。鯵の刺身に温泉玉子、金目鯛のホイル焼き等々。ご飯が美味しくてお代わりしました。 |
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「もてなしの心を一番大切にしている宿」というだけあって、銀水荘の接客は素晴らしい。到着後、部屋で抹茶を出してくれるのもうれしいサービスですが、夜に布団を敷く前と朝の布団を上げた後に仲居さんが「コロコロ」(正式名称がわかりません)で部屋を掃除するのには感心しました。チェックアウト時に車のガラスを拭いてくれたのも感激。いつも小規模な宿を選びがちですが、これなら大規模旅館もありだなと思いました。 |
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【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★★ |
やなぎ妻: |
未宿泊 |
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2012年12月9日 |
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