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奥鬼怒温泉郷 八丁湯
おくきぬおんせんきょう はっちょうのゆ

栃木県日光市川俣876
八丁湯は栃木県北西部、奥日光・温泉ヶ岳の北側の山中、標高1400mに湧く。関東最後の秘湯ともいわれる「奥鬼怒四湯」(八丁湯、加仁湯、手白沢温泉、日光沢温泉)のひとつである。

八丁湯、八丁の湯あるいは八丁ノ湯とも表記される名の由来は宿のHPに詳しいが、概略すると、さらに上流の鬼怒川と日光沢の合流地点に川俣部落の人たちの山の作業小屋があり、仕事を終えてひと風呂浴びたのが八丁湯。作業小屋からの距離が八丁(約800m)だったので「八丁の湯」と呼ばれるようになったという。

一軒宿「八丁湯」の開業は昭和4年である。

【八丁湯 宿泊レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
2月下旬、学生時代の仲間5人で訪れました。
浅草から東武特急「きぬ」で鬼怒川温泉駅まで1時間57分。そこから女夫渕行きのバスに乗り継ぎます。バスは日光市営バス(1500円)に加え、土日はしおや交通(1000円)もほぼ同時刻に運行しています。1時間40分ほどで終点の女夫渕に到着。女夫渕からは徒歩(70分強)か送迎バス(30分)を利用します。積雪時には徒歩は無理です。
女夫渕から先は一般車両進入禁止のため、車で来た場合も女夫渕の無料駐車場に車を置いて、やはり徒歩か送迎バス利用となります。送迎バスはバスの到着に合わせて運行しています。

右の写真は翌日帰りがけに撮影した駐車場の様子。前夜からの吹雪で車が埋もれています。

浅草11:00発の特急に乗り、八丁湯に到着したのが15:30。雪に包まれた宿を見ると遙々来たものだ、と感激もひとしお。宿は旧館、本館の他にバルコニー付きのログハウス(↓)もあります。
八丁湯は日本秘湯を守る会の会員宿です。
これは宿のアイドル「チビ」。名前はチビですが羊のように大きな犬。人懐っこく優しいワンコです。

本館の廊下を抜け、
渡り廊下を通って予約していたログハウスへ。
ちなみにこの渡り廊下、朝は隙間から吹き込んだ雪が凍り付いてこわかったです。
ログハウス「ログ1」

中はこんな感じです。山小屋に来たような雰囲気。丸太がどっしりしているので一見そう広く感じませんが畳16畳敷きです。窓も広く取られていて開放感もあります。

洗面台とシャワートイレも完備されています。
宿の人が部屋に入るのは案内してくれたときだけ。布団の上げ下げは好きなときに自分でやります。
窓の外はこんなメルヘンチックな景色 バルコニーに出てみると・・・ チビが遊びに来ました!

それではいよいよ風呂に行ってみましょう。

右の写真をクリックしてください→


食事はこんな感じです。
夕食、朝食ともに食堂でいただきます。

【夕食】
【朝食】 食事に関してはあまり期待しない方がよいかもしれません。昔ながらの山の宿の料理です。

宿泊料金も安いですから、「ここは秘湯の宿。大自然と上等な湯を味わいに来たのだ」と考えれば十分満足のいく内容です。

訪れた日の夕刻から奥鬼怒はこの冬一番という大雪。吹雪の中の入浴という貴重な経験になりましたが、本当にきれいでした。やはり第一級の露天風呂です。
翌朝は除雪作業が追いつかず、女夫渕までの送迎バスが1時間遅れの出発となりましたが、特急の指定券を取ってある我々のために、ご主人が方々のタクシー会社に電話してくれ、車の手配が無理とわかると鬼怒川温泉駅に連絡して切符の払い戻しができるように頼んでくれたりと、骨を折ってくれました。

遙々来てよかったと心から思えるいい宿でした。
また行ってみたい度 こちらをお読みください
やなぎ夫: ★★★★☆ やなぎ妻: 未宿泊
2008年2月23日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 単純温泉、単純硫黄温泉
【源泉温度】 49.8〜52.4℃  【pH】 7.0〜7.2
【湧出量】 約300リットル/分(源泉8本計)
ノート】 源泉かけ流し
【効能】 リウマチ、神経痛、外傷ほか
【宿泊料金】 本館: 9,600円
        ログハウス: 11,700円
【電話】 0288(96)0306
【HP】 八丁湯公式サイト
【地図】 
【アクセス】 東北道・日光宇都宮道路今市ICから国道121号、県道23号経由で約2時間30分、女夫渕から徒歩
          70分または送迎バス(30分・市営バスの到着に合わせて運行、詳しくは宿のHP参照)

       東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅から女夫渕行きバスで終点女夫渕下車(1時間40分)、以下同上




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