3月上旬、職場の仲間8人で訪れました。過去2回宿泊している同僚お薦めの宿です。 |
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部屋は、「花見亭」「月見亭」「風見亭」の3タイプがあり、今回は最もスタンダードな「月見亭」。部屋の窓からは鬼怒川と男鹿川の合流地点が見えます。 |
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柏屋には、大浴場、露天風呂、屋根付き露天風呂が男女別に一つずつと、露天風呂付きの貸切り風呂があります。 |
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加熱循環です。実は予めインターネットで柏屋の風呂を紹介しているサイトを覗いたところ、大浴場は塩素臭いと書いているところがいくつかあったのですが、使用量を改めたのか、この日がたまたまだったのか、ほとんど気になりませんでした。 |
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これが柏屋自慢の露天風呂。鬼怒川と男鹿川の合流地点を眺めながら川治の湯を楽しめます。とにかく広い。これだけ広いと冬場は温いのではと思ったら、数か所から加熱した湯が注がれていて適温(42℃くらい)に保たれていました。大浴場同様加熱循環ですが、屋外のためでしょう、塩素臭はまったく感じませんでした。新湯もかなり投入されているようで、オーバーフローの量も多いです。 |
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前方に野岩鉄道の橋が架かっていて、運が良ければ温泉に浸かりながら列車を見ることができます(上下1時間に1本ほど)。 |
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対岸では共同浴場の「薬師の湯」の建て替え工事が進んでいました。オープンなことで有名だった川治温泉薬師の湯ですが、どんなふうにリニューアルされるのでしょう。完成が楽しみです。 |
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10人ほどは余裕で入れる湯舟にぬる湯がかけ流されています。川治温泉の源泉は36℃なので、ちょうどそのくらいの体感温度です。「源泉そのまま」と書いてありますが、湯口からは40℃くらいの湯が注がれていました。そうしないと冬場は温くなりすぎるからでしょう。柔らかな肌触りで、お湯としてはこの浴槽が最高です。
残念なのが、周りを曇りガラスのフェンスで囲んでいること。転落防止のためでしょうか、大露天風呂より一段高いところにあるのですが、眺望は限りなくゼロ・・・もったいないです。 |
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冷水や麦茶を出してくれる湯上がり処もあります。こういうサービスがある宿でも朝はセルフサービスのところが多いのですが、柏屋は早朝から係りの人がいてびっくりしました。行き届いたもてなしです。 |
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柏屋は、2006年「第31回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の料理部門で入選したという料理自慢の宿でもあります。 |
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前菜: 柏屋山葵畑の粕漬、海老黄金焼、柿博多バター、絹かつぎ芋 胡麻塩、細根大根 つくり味噌、ふぐ昆布〆 レモン、合鴨ロース塩味煮
お吸い物: 舞茸土瓶蒸し 酢だち
お造り: 旬の魚貝類三点盛
温 物: 栃木のすき焼鍋 玉子とじ |
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焼物: 岩魚炭火塩焼き |
煮物: 千田巻、巻ゆば、
竹の子、絹サヤ |
洋物: 豚角煮、温野菜 |
水菓子: 抹茶プリン 粒
あん、栃木のいちご |
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一品一品どれもとても美味しかったです。 |
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朝食も美味しかったです。
特に栃木のこしひかりは美味。昨夜はかなり飲み過ぎたのですが、ついついおかわりしてしまいました。 |
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「傷は川治、火傷は滝(鬼怒川温泉の古称)」と言われるように、隣の鬼怒川温泉と兄弟のような関係の川治温泉。規模の違いから、鬼怒川温泉が兄貴、川治温泉は弟分というイメージがありましたが、団体旅行から個人旅行へと旅の形態が移り、全国の大規模温泉街はいずれも苦戦。鬼怒川・川治もご多分に漏れずという状況ですが、規模の小ささが幸いしてか、川治温泉は踏ん張っている印象。3月上旬の土曜日、柏屋はほぼ満室状態でした。
ともあれ、風呂も料理もよく、お世話してくれた仲居さんもとても感じがよく、川治温泉柏屋はまた訪れてみたい宿のひとつになりました。 |
【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★☆ |
やなぎ妻: |
未宿泊 |
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2009年3月7日 |
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