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麻 布 十 番 温 泉
あざぶじゅうばんおんせん

東京都港区麻布十番1-5-22
2008年3月末日をもって残念ながら廃業しました 
客の減少に加え、施設の老朽化による安全設備の見直しなどで経費が増える見込みになったため、廃業を決断したそうです。
麻布十番は六本木の南に位置し、高級住宅街、オシャレな下町、付近には大使館も多いため国際色豊かな街でもあり、さまざまな顔を持つ街です。


実は東京23区内には意外なほど沢山の温泉があります。お台場の「大江戸温泉物語」や東京ドームの「SpaLaQua」のように最近できた大型温泉施設だけでなく、昔から地域の人に親しまれてきた温泉が点在しており、麻布十番温泉もそのひとつです。

「麻布十番」・・・一風変わった、しかし何ともオシャレな地名ですが、その由来は・・・
1675年、幕府が古川の改修工事を行う際、この付近が10番目の工区になったこと。さらに五代将軍・綱吉がその別荘である白金御殿を建造したとき、このあたりから10番目の組の川さらいの労務者を出したことも伝わっているそうです。こうして「十番」の地名が起こり、1723年に芝から移転した馬場は「十番馬場」と呼ばれました。明治になっても十番の呼び名は消えることなく、1962年(昭和37年)、「麻布十番」は正式な町名になりました。

【麻布十番温泉 入湯レポート】 *温泉情報はこのページのおわりにあります。
地下鉄南北線・大江戸線4番出口を出て、麻布十番大通りを歩くこと5分、交差点の角にありました。特に特徴のない普通のビルで、看板がなかったら見過ごしてしまったかもしれません。
ビルの1階が温泉銭湯「越の湯」、3階が日帰り入浴施設「麻布十番温泉」になっています。

銭湯と日帰り入浴施設という違いだけで源泉は同じ。コーヒー色、コーラ色という形容がぴったりの黒湯です。このお湯は太古の昔に地中に埋もれた植物性腐食物質、フミン酸が溶け込んでいるモール泉(モールとはドイツ語で亜炭のこと)で、東京湾岸地帯によく見られます。

それでは下の画像をクリックしてお入りください
日帰り入浴施設
麻布十番温泉
温泉銭湯
越の湯

両方入ってみての感想ですが、温泉に入ってはごろり、また入ってはごろりとしたいという人には麻布十番温泉、東京めぐりの途中や仕事帰りにちょっとひと風呂というなら越の湯がお勧めです。個人的には安くて広々とした越の湯が気に入りました。

2005年9月8日

DATA (記載情報は訪問時のものです。変更されている場合もありますのでご注意ください)
【泉質】 重曹泉
【源泉温度】 24℃  【pH】 8.5
【湧出量】 400リットル/分
【効能】 ヒステリー、創傷、火傷、慢性皮膚症、リウマチ、神経痛
【地図】 
【アクセス】 首都高一ノ橋ICより国道319号を六本木方面へ約2分
       地下鉄南北線・大江戸線麻布十番駅下車徒歩約5分




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