麻 布 十 番 温 泉
あざぶじゅうばんおんせん |
|
2008年3月末日をもって残念ながら廃業しました |
|
日帰り入浴施設「麻布十番温泉」はビルの3階にあります。
この建物1967年(昭和42年)に建てられたそうです。 |
|
入浴料金の掲示がなかったら、ちょっと躊躇してしまいそうなくらい愛想のない入り口。
さすが国際的な土地柄で、英文の案内もあります。
でも、定休日「毎週火曜日」が"every week Tuesday''ではちょっと直訳っぽいかなあ・・・などと小さなつっこみ。 |
|
|
これまた愛想のない階段を3階まで上っていくと、いかにも日帰り温泉という感じの普通の受付があり、安心しました。
下駄箱に靴を入れて鍵をかけ、料金を払ってその鍵を渡し、代わりに脱衣所のロッカーキーを受け取るというシステムです。 |
|
浴室はこの廊下の突当りを右に曲がったところにあります。
右側、どことなく懐かしいガラスの向こう側は休憩所になっています。食事もできるし、貸し切りで宴会などもできるようです。 |
男性浴室の入り口 |
|
|
こざっぱりとした脱衣所 |
|
|
浴室内は至ってシンプル。4、5人も入ればいっぱいになりそうな浴槽が一つと、スチームサウナがあります。 |
浴槽には黒湯がなみなみと。
『東京23区"大温泉街''たった1日!湯&遊コースガイド』(インデックスMOOK)に
安部譲二さんのインタビューが載っていましたが、麻布中学時代にラグビー部の先輩に連れられてよくこの麻布十番温泉に来たとか。 |
|
|
定番、ケロリン桶 |
|
|
麻布十番温泉についていろいろ書いてあったので、そのままご紹介します。
一、この温泉は当地下500米より湧出する医治効用絶
大なる天然温泉であります。
一、色は茶褐色でごく少量の甘味を有しております。その
泉質は財団法人中央温泉研究所の温泉分析検定に依
り重曹泉(緩和低張性冷鉱泉)に属するものと判定され
ました。
特に注目されますのは本源泉1kg中に含まれるマイナ
スイオン成分総含有量はヒドロ炭酸が中心で実に1072
rと桁外れに多く含まれており、肌に大変良いといわれ
ております。
医治効用の主なものは次の通りであります。
浴用適応症
ヒステリー・神経衰弱・創傷・火傷・関節リュウマチ・神経
痛・冷え性
吸入療法適応症
慢性気管支カタル・咽喉カタル |
極めつけはそのあと・・・ |
|
当湯の色は茶褐色ですが入れば入る程肌白くきめ細やかになり美人・好男子になります。日本人は男女共に平均寿命80才以上となりました。都心で各有名温泉に行ったと同じ効果のある当温泉を活用して毎日元気に暮らしてまいりましょう。
店主敬白 |
|
|
|
好男子になるとあってはもっと入らなくては。
イカ墨のような湯にどっぷり浸かって・・・
あ〜いい湯だな |
|