鴎外は明治22年(1889)3月に海軍中将・赤松則良の長女登志子と結婚。赤松家の持ち家であるこの家に住居を移しました。しかし、翌年の秋には長男をもうけながらも離婚。結局この地では1年半ほどしか生活しなかったようですが、処女作『舞姫』はここで執筆、発表されました。 |
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鴎外が暮らした日本間は「舞姫の間」と名付けられ、食事処として使われています。 |
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先ずフロント(東館)で料金を払います。日帰り入浴料1000円に入湯税150円がプラスされます。150円という出っぱりはどうもスマートでないなあと感じるのは私だけでしょうか。 |
鴎外の旧宅を右手に見ながら新館のエレベーターを使って本館2階へ。浴場は漆塗りの古代檜風呂「檜の湯」と大理石風呂の「福の湯」の2つで、日替わりで男女交替となります。この日の男湯は「福の湯」。 |
福の湯 |
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浴場は清潔感があふれ、
湯舟も広く、ゆったりとしています。 |
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このお湯は都内で登録第1号の天然温泉だそうです。
お湯の色はセピア色とでも言ったらいいのでしょうか。いわゆる「東京の黒湯」よりは薄い色合いです。 |
源泉温度は20℃弱なので当然加熱していますが、どうやらかけ流しのようです。
いやな塩素臭もなく、さらりとした肌触りのいいお湯です。 |
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上野散策の折にまた立ち寄りたい温泉です。 |
【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★☆☆☆ |
やなぎ妻: |
未入湯 |
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2006年4月28日 |
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