混浴露天風呂
露天風呂へは専用の出入口から外へ出ます。

右の写真の板塀で囲まれているところが女性用の露天風呂「瑠璃の湯」。混浴露天風呂はさらにその先を上っていきます。

ただし、午後6時から8時までの2時間は混浴露天風呂が女性専用となり、男性は女性用露天風呂を利用します。
混浴露天風呂の脱衣所はごく簡素なもの。下の写真、右側が女性の脱衣所です。
その名も「山姥の湯」。発見は1533年。山姥によって教えられたという湯です。
おおっ・・・思わず声が出てしまうくらいワイルドな露天風呂です。湯舟も人も荒々しいV字谷に溶け込んいます。源泉は左手の岩壁にあります。6本の源泉があるそうですが、使われるのは1本だけで残りは川に流れ落ちているそうです。もったいない気がしますが、1本だけでも宿の4つすべての湯舟をかけ流すには十分な湯量なのです。
土曜日とあってチェックインした直後に行ったときは立ち寄り湯をしている人たちで湯舟は満員御礼という状態。バスタオルの使用可で一人だけ入っている女性がいましたが、あれだけ混んでいると女性には入りづらいかもしれません。しかし、立ち寄り湯終了の4時を過ぎるとご覧のようにのんびり入ることができました。
源泉温度51℃、pH2.5の酸性硫黄泉はマイルドな肌触り。湯温もちょうどよく、注ぎ口(写真の白い滝のような部分)近くはけっこう熱めです。

夜に入りに行ったら、降ってきそうなほどの星空で感激しました。