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裂石山 雲峰寺(うんぽうじ) 〜甲州市〜  (2007年8月1日)

雲峰寺は、裂石温泉から国道411号線を塩
山方面に少し下り、左に折れた山中にあり
ます。あとで地図を見たところ、寺と温泉は
ちょうど表裏の位置にあります。

臨済宗妙心寺派裂石山雲峰寺は、745年行
基が開いたとされる。
寺のパンフレットによると、行基が山中で修行をしている
と「霊雲は烈しい光を帯びてまたたき、山や谷は震動し
高さ十五米余の大石がにわかに真二つに裂け」、その
裂け目から萩の大樹が生え、十一面観音が出現した。
行基は萩の木で十一面観音を彫り、人々は一庵を建て
てその十一面観音を奉安した。大菩薩峠、裂石山、萩
原といった地名はこれに由来するという。
その後、室町時代後期に火災のため荒廃したが、国主武田信虎(信玄の父)によって再建
され、信玄も戦勝祈願をしている。1582年、織田軍に攻められた勝頼(信玄の子)は家臣、
小山田信茂の居城・岩殿城に逃れようとしたが、その裏切りにあって天目山で自刃。その
際、家臣に託された武田家の家宝「御旗」(日本最古の日の丸)、「孫子の旗」(軍旗・風林
火山の旗)、「諏訪神号旗」(軍旗・諏訪法性の旗)、馬標旗が寺に奉納された。

境内にある宝物殿では保存されているそれ
らの旗幟を見ることができます。
↑雲峰寺パンフレットより
訪れた日は平日の午前中とあって宝物殿には私の他に誰もおらず、信玄直筆といわれる
「諏訪法性の旗」を見、本陣にはためく「風林火山の旗」を思い浮かべ、、勝頼に託された
これらの旗を大切に抱えて落ち延びていく家臣の姿を想像すると、歴史のロマンと悲哀を
感ぜずにはいられませんでした。

地図はこちら→




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