中央自動車道甲府昭和ICを降りて国道20号線を韮崎方面に進み、立体交差の徳行西を左折し、県道5号線を200〜300m行った先の5叉路(「山口温泉」の看板あり)を右斜め手前に折れて道なりに住宅地の中を進むと到着します。同じ山梨県内の正徳寺温泉初花もそうですが、「こんな所に?!」と思うような立地条件で、ある意味「秘湯」と言えるかも。 |
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民宿旅館かと思うような建物ですが宿泊は受け付けておらず、二階が休憩室になっています。受付けで入浴料500円を払い、浴場へ。男性浴室は受付けのすぐ左横(びっくりするほどすぐ横)です。湯舟は男女別に内湯と露天風呂がひとつずつあります。 |
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湯舟は男女別に内湯と露天風呂がひとつずつあります。脱衣所には説明書きが貼ってあり、温泉のことがよくわかって楽しい。 |
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内湯 |
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内湯は15〜16人は足を伸ばして入れるほどの広さがあり、奥の龍の口をした湯口から源泉をまさしくバシャバシャとかけ流しています。湧出量は毎分686リットルだそうです。源泉温度は41.6℃ですが湯舟では38〜39℃ほどでまったりと長湯を楽しめます。 |
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やや緑がかった琥珀色のきれいな湯と同時に目に飛び込んできたのが、湯舟手前付近の白いモヤモヤ。なんと炭酸の泡が、湯が溢れ出る付近に流されてきてモヤモヤしてるのです! 凄すぎます。豊富な湯量と生まれたての新鮮な湯ならではの現象です。
包み込まれるような柔らかな湯。気が付くと手や足に泡がびっしりとついています。その泡を拭うときのヌルヌル感はまるでウナギになったよう。 |
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露天風呂 |
露天風呂も内湯とほぼ同じ広さ。巨石で囲まれた落ち着いた雰囲気の湯舟です。
外気に触れる分、内湯よりも温く、37℃ほど。夏場は最高に気持ちいいですが、冬はさらに湯温が下がるでしょうから寒いかもしれません。それでも湯に一切手を加えず、湧き出したまま提供しているところがこの山口温泉の魅力です。
泉質上、とても滑りやすいですからくれぐれもご注意を。 |
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内湯と同じように湯口にはコップが用意されています。飲んでみると「まろやかな温い炭酸水」。意外に飲みやすい。胃腸病、便秘、痛風、肝臓病、糖尿病などに効果があるそうです。 |
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休日はかなり混み合うようですが、今回訪れたのは平日の昼前。限りなく貸切り状態で、あまりの心地よさに、気が付くと1時間も入っていました。聞きしに勝る名湯でした。たぶんこの先何度も訪れることになるでしょう。 |
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【また行ってみたい度】 →こちらをお読みください |
やなぎ夫: |
★★★★★ |
やなぎ妻: |
未入湯 |
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2012年9月11日 |
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