【その壱:湯浸け作戦】
基本的にはお湯につけます。風呂の残り湯を利用するといいでしょう。タチの良い(?)ラベルは10分くらいでぺろりと剥がれて浮いてくれます。
1時間経っても剥がれる気配がないときは、熱湯を足すなどして湯温を上げてみます。6割方のものは翌朝には剥がれています。浮いていなくても角のあたりからゆっくりと剥がせばうまく取れます。 |
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【その弐:カッター作戦】
問題は「湯浸け作戦」で剥がれなかった頑固者です。一晩お湯につけておいても糊が一向にとけず、逆に紙が弱くなりちょっと引っ張ると切れてしまうものもあります。
そういうときはカッターナイフでラベルと瓶の間の糊を押しのけるように少しずつ剥がすしかありません。格闘すること30分、残り三分の一くらいのところで短気をおこし、台無しにしてしまうということもままあります。 |
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【その参:ドライヤー作戦】
糊の種類によってはドライヤー作戦も有効です。カッターを入れた時にべたつく感じがする糊は熱でとけるタイプです。ドライヤーで熱風を吹きつけながら少しずつ引っ張ってみてください。意外に素直に剥がれるラベルがあります。ただし火傷しないようにくれぐれも気をつけてください。 |
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【その四:ラベルコレクター作戦】
ワインラベルを剥がすための「ワインラベルコレクター」という商品があります。強力な粘着シールを貼ることによって、ラベルの表面のみを剥がしとるというもので、失敗することなく剥がすことができます。ただし、透明シールは貼られたままなので和紙等の質感が失われてしまうため、私は最後の手段として利用しています。特に拘らないという方は、始めからこれを利用すると簡単です。 |
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※シールやステッカーなどを剥がすためのスプレー式のシール剥がしも使ってみまし
たが、これは失敗。ラベルは簡単に剥がれたものの、肝心のラベルの文字や絵まで
とけてしまいました。 |
剥がしたラベルはファイリング。 |
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