●お礼肥 |
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一番花もそろそろおしまい。
花を咲かせた株はかなり消耗していますからきれいな花を見せてくれた感謝を込めて追肥をします。これをお礼肥といいます。
株の周りに化成肥料か配合肥料をひと握り、パラパラとまいて軽く耕し、そのあとたっぷり水をかけます。 |
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●病害虫の防除 |
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黒点病 |
ウドンコ病 |
梅雨の時期はバラの持病とも言える黒点(黒星)病とウドンコ病に要注意です。特に黒点病は放っておくとたちまち蔓延して大きな被害を被ります。早期発見早期治療が必須です。
まず病気の葉を取り除きます。落葉したものもすべて拾って捨てます。そして黒点病の特効薬サプロール(1000〜2000倍)に、ついでですから殺虫剤を加えて散布します。その際倍率に注意してください。濃すぎると薬害が出ます。 |
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●シュートの処理 |
株が元気なら根元から赤っぽい、太くて勢いのある芽が伸びてきます。枝の途中から伸びる途中シュートと区別して、ベーサルシュートといいます。
これをそのままにしておくとやがて箒状に花を咲かせてしまい、そのあとの成長が望めません。このシュートは秋と来春に立派な花を咲かせる大事なものですから、そうなる前に処理しなければなりません。 |
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下から数えて5枚葉が6〜7柄(長さにして20〜30cm)になったら、5〜6柄目の上、6〜7柄目のすぐ下のところを指でポキッと折ります。これをピンチといいます。 |
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すると・・・
間もなく左の写真のように芽が伸びてくるので、5枚葉がまた6柄を越えたところで同じように2段、3段とピンチを繰り返します。フロリバンダ(四季咲き中輪系)は2段目で花を咲かせてもかまいません。 |
ただし、つるバラのシュートはピンチしません。途中で折ったり曲げたりせずに支柱を立てて12月か1月の誘引の時期までひたすらまっすぐに伸ばします。 |
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●その他の手入れ |
*マルチング(「7月の手入れ」参照) |